第6話、アクセス
片山との潜入調査後、菊地は、冷却期間をおいた。 知り得た情報は部分的に過ぎなかったが、菊地にとって特別な記憶として存在する、あの友美が関わっているかもしれなかったからである。
菊地は少々、動揺していた。
( 田所は、献体として入手した友美ちゃんの体を使って、どうやら何かの研究に没頭しているようだ。 …一体、何だ? あの力か? そんな、まさか……! )
田所が、あの不思議な力の存在を知るはずが無い。 4429Fを認知している者たちは、菊地以外、全て死んでいるのだ。
( …クローンだと……? 友美ちゃんのクローンを作ろうとしているのか? それも、信じられない。 仮に、もしそうだとしても、一体、何の為に……? )
想像は、限りなく増幅し、行き着く場所さえ見い出せない。
片山が入ったあの部屋には、12・3歳くらいの子供がいたらしい。 入院患者の雰囲気は無く、明らかに、あの部屋で暮らしているらしかった。
菊地たちが潜入したのは、平日の昼間だ。 …という事は、あの子は学校に通っていない事になる。
( 不法滞在の、外国人の子供? その子を使って、人体実験をしているのか? )
もし、それが本当なら、人道的観点からも許される事ではない。 ジャーナリストとして断固、糾弾しなくてはならない。 しかし、不法に侵入して得た情報だけに、公表は出来ない……
( 連中が言っていた『 アイ 』って、何の事だろう? 機嫌を取るのが、どうとか言っていたが…… う~む… 実験動物の名前かな? 単なる機械の、比喩的表現とも考えられるし…… )
研究プロジェクトの相称、という可能性もある。
…ますます、謎を深めるこの一件。 菊地は、その収拾に苦慮するのだった。
そんなある日、1つのニュースが報道された。
三沢大学病院内において、1人の医師が病棟から転落死したのだ。
名前は、堺田という整形外科医だった。 菊地は、会ったことはないが、田所の研究スタッフだったと思われる医師だ。 今までの経緯の中… 田所と話すスタッフたちの会話の中で、それとなく、聞いた名前である。
なぜ、転落したのか…… それは不明だった。
自殺・他殺の両方から警察の捜査は進められたが、遺書も動機も見当たらず、事故と判断された。 片山が入った、あの5階の部屋の窓から転落したらしい。 何か、研究とつながりのある事故なのだろうか……?
堺田医師の事故死があってから、数日が経ったある日の夜、菊地は思いがけない人物からの電話を受ける。
「 田所です。 折り入って、お話しがあるのですが…… 今から、お会いして頂く事は叶いますか? 」
潜入の件が、バレたのか……?
いや、そんなはずはない。 何も、証拠は無いはずだ。
菊地は、平静を装い、その話しを承諾した。
田所の口調は、妙に改まった感じであった。 取材で受けていた、高慢的な印象はない。
( 何か、あるな )
直感した菊地は、携帯端末を出し、LINEを打った。 しばらくすると、既読が付き、返信があった。 菊地は、それを確認すると、田所が電話で指定して来たシティホテルへと向かった。
首都高速6号向島線、箱崎インターチェンジ近くに立つ、シティホテル……
近くには公園もあり、ライトアップされた樹々の緑が、心地良く感じられる。 落ち着いた雰囲気の街だ。
菊地は、大理石張りの玄関ポーチに、タクシーで乗りつけた。
「 ありがとう。 お釣りはいいよ 」
運転手に、代金を払う菊地。
タクシーを降りると、LINEの着信が鳴った。 端末を開いて内容を確認すると電源を切り、辺りを見渡す。
ホテル入り口脇の道路に、1台の黒い乗用車が駐車しているのを目視すると、菊地は回転扉を押し、ロビーに入った。
「 708号室だったな… 」
正面にあるフロントの右脇に、エレベーターがあるようだ。
ホールを横切り、エレベーターの階数ボタンを押して待っていると、後ろの方から声を掛けられた。
「 菊地様ですね? 」
振り返ると、女性が立っている。 以前、取材した時に、お茶を出してくれた女性だ。
「 …あ、君は確か、先生の助手の… 」
「 久保です。 その節は、失礼致しました 」
一礼する彼女。
研究室の時とは、どことなく、雰囲気が違う……
私服姿のせいだろうか。 何となく、どこかの会社の秘書のような印象を受ける。 メガネも掛けていない。
笑顔を作り、久保と言う女性は言った。
「 田所の勝手で、何度もご足労をお掛けして申しわけありません。 本日は、上のお部屋でお食事でも、と申しております 」
エレベーターの扉が開き、菊地を招き入れながら、久保は言った。 菊地は、頭をかきながら答えた。
「 いやあ~、こちらこそ、何度もお邪魔しちゃって… かえって恐縮です 」
…どういった内容の話しなのだろう。
菊地のようなマスコミ関係者を、わざわざ招待するという事は、あまり無い事である。 しかも、この久保という女性も、ただの助手とは思えない。 口調・表情からも、どことなく、企業社員のような雰囲気が感じられた。
( 気を抜かない方が、良さそうだな…… )
にこやかに応対しつつも、心の中では、気を引き締める菊地であった。
「 こちらです、どうぞ 」
厚いカーペットが敷き詰められたエントランスホールから、静かなバロックが流れる廊下を歩き、久保に案内された菊地は、708号室の前に着いた。
久保が、ノックをする。
「 …先生、御着きになられました 」
「 どうぞ 」
中から、田所の声が聞こえた。
「 失礼します。 菊地です 」
部屋に入る菊地。
「 やあ、菊地さん。 ご足労をお掛けして申し訳ない。 さあ、どうぞこちらへ 」
迎え出た田所が案内した奥の部屋のテーブルには、2人分の食事が用意されていた。
「 菊地さんは、お酒は、洋酒派かね? それとも日本酒派かな? 」
田所が尋ねる。
「 いやあ~、もう、どちらでも… こんな豪華な食事を頂いてしまって…! 先生、私に一体、何をさせようってんですか? 」
「 はっはっは! そんな無理強いはさせんよ。 私は、君と話しがしたかっただけだ 」
ワインをグラスに注ぎ、軽く乾杯をすると、2人は向かい合って食事を始めた。
…落ち着いた部屋だ。
窓からは、都内の夜景が見渡せ、美しい。
2人は、食事をしながら、しばらく世間話などを歓談した。
「 …時に、菊地君。 君は、なぜ独身なのかね? こうして話しをしていても、常識をわきまえた好青年だと思うのだがね 」
食事を終えた田所が、タバコに火を付けながら聞いた。
「 ありがとうございます。 まあ、何て言うか… 忙しい仕事ですからね。 女房を貰っても、あまり家庭を顧みる事がなさそうですし。 気付いたら、賞味期限切れになってました 」
笑いながら答える、菊地。
「 仕事が忙しいのは、良い事だ… 家族がいると、ふとした事から、漏れてはならない情報が、漏洩する事だってあるしね 」
田所の言葉に、菊地は、ピンと来た。
( いよいよ、来たな……! 秘密を知る人間は少ない方がいい、ってニュアンスにも取れる )
「 これを見てくれるかな 」
田所は、1冊の書類を、菊地の前に差し出した。 古い企画書のコピーらしい。 菊地は、ヘッダーにある企画名を読んだ。
『 新薬 4429Fにおける成分一覧 』
菊地は、背筋が凍りつくような衝動に陥った。
あの薬だ…!
友美を始め、数多くの人間の運命を狂わせ、幾つもの若い命を奪って行った、悪魔の薬……!
なぜ、こんなものが、ここに存在するのか? どうして田所は、菊地にこれを見せるのか? そもそも、ここに呼んだ理由は……?
一瞬、菊地は、気が動転した。
まさか、こんなものが目の前に出されてくるとは、想像すらしなかったからだ。
激しく打ち鳴らし始めた鼓動を押さえつつ、平静を装って、菊地は尋ねた。
「 …新薬の… 企画書のようですが…… これが何か…? 」
灰皿にタバコの灰を落としながら、田所が言った。
「 もう10年以上、前になるが… 笠井氏が、社長に就任した時、彼から手渡されたものだ。 先代の社長が、研究開発中だったものらしい。 抗ガン剤だよ 」
「 抗ガン剤…… 」
じっと、田所を見つめる菊地。
「 副作用が、酷くてね。 開発中止になった。 古い資料の中から出て来たものらしいんだが、笠井社長から、実用の可能性はないか検討してくれるよう、依頼されてね 」
( ダメだ! それをやってはいけない……! )
心の中で叫びながら、菊地は、田所を見つめ続けた。
「 動物実験では、すばらしい効力が認められた。 だが、人体となると話しは別だ。 臨床は、最大の注意をはらって、結果を導き出さなくてはならない 」
田所は、タバコの煙を天井に向かって、ふうっと吐き出した。
菊地は、静かに尋ねた。
「 …なぜ私に、こんなものを、お見せになるのですか……? 」
田所は何も答えず、菊地を見つめている。
やがて、灰皿でタバコの火を揉み消すと、黒縁のメガネの奥から、静かに菊地を見つめながら言った。
「 その問いに答えるには、少々、込み入った話しをしなくてはならない。 その企画書を見て、君がどんな反応を見せてくれるのかに、私は興味があったのだよ。 …どうやら君は、この新薬に関しては、何も知らないようだね 」
菊地は、無言でいた。
田所が続ける。
「 私は今日、君という人物が、信用出来る人間かどうかを見極めたかったのだ 」
……意味ありげな、田所の発言。
( 田所は、なぜ、この企画書を見せる相手として、自分を選んだのだろう? )
菊地は、そこが分からなかった。
しかし田所は、安易に、この新薬を認めようとはしていないらしい。 私利欲望に走る、金欲医師ではなさそうだ。 しかし、油断は出来ない。 友美たちが命を掛けて封印した、触れてはならない過去の事実を、紐解こうとしている事には間違いないのだ。
「 …それで… 私は、先生のお眼鏡に、適ったのですか? 」
心中の動揺を悟られないよう、平静を装いつつ、再び、菊地が尋ねた。
田所は、掛けていた眼鏡の中央を、右手の人差し指で上げながら答えた。
「 …まだ、分からないな。 今日のところは、君の人格に満足したのみだ。 私が、本当に聞きたい事を尋ねるのは、しばらく先になるだろう。 また時間を作ってもらっていいかな? 」
「 もちろんです 」
菊地の返事を聞き、田所は、少し笑った。
「 …久保君 」
隣の部屋に控えていた久保を呼ぶ、田所。 呼ばれた久保が部屋に入り、イスに座っている菊地の後ろに立った。
「 私は、これで失礼する。 菊地君。 あとは、ゆっくりして行きたまえ…… 」
「 ? 」
きょとんとしている菊地の両肩に、久保は、そっと手を置くと、菊地の首筋にキスをした。
菊池の耳脇に、さらりと触れる久保の髪… シャネルの香りが、鼻をくすぐる。
「 ……やめてくれっ! 」
彼女の妖美な誘惑を振り切り、菊地は立ち上がった。
「 田所先生っ! こんな… こんな事をする必要は、ありません! 今、見せて頂いた企画書についても… 私は、誰にも口外致しませんよ。 大体、私には… 口外しても、何のメリットもないじゃないですか! 」
部屋を出ようとした田所は、振り返ると、笑いながら言った。
「 はっはっは! いや、失敬した。 色仕掛けくらいでは、揺るがんという訳だな。 結構、結構…! 久保君、下がってくれたまえ 」
彼女は、流し目で菊地を見ると、小さくクスッと笑い、隣の部屋へと戻って行く。
菊地は少々、その仕草に腹が立ち、田所を見据えながら言った。
「 …先生、あまり私を、甘く見ないで下さいよ……? 」
少し真顔に戻った田所は、答える。
「 君をバカにした訳じゃない。 気に障ったら、勘弁してくれたまえ。 それほど私としても、相談者の人選は、細心の注意を払わなければならんと言う事なのだ 」
菊地は、進言した。
「 …先生を信用するかどうかの選択肢は、こちらにあるという事をお忘れなく。 まずは、そこからです。 私を信用して頂けなければ、私も先生を信用致しません。 口外するかどうかは、内容次第です。 私は、ジャーナリストですから 」
「 ふむ…… 」
しばらく考えると、田所は言った。
「 君に相談を持ち掛けるのは、冒険… よりは、賭けだと思ったが…… どうやら、私の目とカンに、狂いはなかったようだな。 まずは、しっかりとした観念と、常識をお持ちのようだ 」
田所を見据えつつ、菊地は、少し、脅すような口調で言った。
「 …今日、3時間経っても、私が、このホテルから出て来なかったら… 友人が、然る所へ電話を入れる事になってました。 実は、私は… ある疑問から、先生を警戒しております……! これは、信用性、以前の問題です 」
「 ……ほう 」
菊地の言葉に、興味を持ったらしい田所。 部屋の入り口で、改めてキチンと菊地の方に向き直り、真顔で菊地を見つめた。
菊地は続けた。
「 はっきり申し上げましょう。 今、先生がご研究されている事に、私は以前、深く関わりを持っていました 」
この発言には、田所も驚いたようである。
「 何と…! これはまた… 偶然の引き合わせか? しかも今、研究と… 」
( 少し、見せ過ぎたか… )
しかし、自分を優位に見せる田所を牽制する為には、これぐらいの強気が必要、と菊地は考えた。
菊地は言った。
「 …あくまで、推測です。 でも、私の推理が正しければ、この件に関して熟知しているのは、この私でしょう。 あなたでは無い 」
言い切った言葉には、かなりの自信が満ちていた。
……田所は、困惑した。
相手を探るつもりだったのが、とんだ展開になって来たようだ。 推測、と、前置きしつつも、何も知らないと思っていた菊地が、研究をしている事実と、その内容までも把握していると宣言したのだ。 しかも、研究内容については、熟知しているとさえ言い切っている……!
どこまで研究内容を把握しているのかが判らず、想像の域を脱し得ないところが、田所の不安に大きな拍車を掛けていた。
菊地は、更に追い討ちをかける。
「 あなたは…… 笠井 友美の体を使って、何をしたのですか? 」
「 ! 」
田所の目には、明らかに、驚愕の表情が見られた。
「 …な… なぜ、その名前を…! 」
「 彼女は、普通の人間ではありませんでした 」
「 なっ… 何と…? き… 君は、そこまで知っているのか……! 」
田所も、友美が普通の人間ではなかった事を、知っていたようだ。
( どうやら俺の推察は、最悪の方へ的中したようだ……! )
苦慮しつつ、菊地は続けた。
「 公式に発表されれば、彼女は、学界がひっくり返るような事態を引き起こしかねない、重要な証人にも、なり得た人物です…! あなた方が、想像し得る領域など、遥かに凌駕しておりました。 それを、どこまでご存知かは、判りませんが…… 」
田所にとっては、驚くべき発言だったらしい。
菊地の話しを聞き、隣の部屋から、久保も出て来た。 信じられない、と言ったような表情で田所と目配せをした後、菊地の方を見たまま、2人は、無言で立ち尽くしている。
菊地は、更に続けた。
「 …あと、私に張り付かせている尾行を、やめて頂けませんか? 随分、ヘボな連中ですね。 私の、信頼のおけるSPにバレてますよ? 下の道路脇に止まっている、黒い車です 」
窓の方を指差す、菊地。 田所は、久保に言った。
「 …もう、帰らせなさい 」
小さく頷いた久保は、もう一度、菊地を見ると、隣の部屋へ入り、ドアを閉めた。
「 君は…… 一体、何者なのかね? ただの記者では無いようだね……! 」
田所が、メガネを掛け直しながら尋ねた。
「 ただの記者ですよ? 4429Fによってもたらされた因果に、振り回された過去を持つ以外はね……! 」
田所は、大きく息を吐くと言った。
「 …やはり君は、その新薬の事も知っていたか…… 明日の夜にでも、私の研究室に来てくれないか? 全てを話そう。 しかし、君も同じく、全てを話してくれ。 我々は今、岐路に立たされている。 研究の先駆者としての、君のアドバイスが必要なのだ 」
やっと対等な条件になったらしい。 田所から、高慢的な雰囲気が消えている。
「 分かりました。私は研究者ではありませんが、過去の経緯は、記憶に全て網羅しております。 ご助言程度の事しか、ご協力は出来ないとは思いますが、お邪魔させて頂きます 」
菊地が、そう答えると、田所は付け加えた。
「 君の信頼のおけるSPも、ある程度の事を知っているのなら、一緒に来てもらっても構わんよ。 変に、嗅ぎ回られても困るからね 」
田所から見せられた、Ⅰ冊の資料……
それは、思いもかけない、あの薬に関する資料であった。 田所は、その薬の実用性を研究していたらしい。
しかし、副作用に関して、やはり実用化するには容認出来ない所があるのだろう。 田所は、医師として、4429Fの危険性を認知している。 その研究の過程の中で、献体としての友美の存在が浮上して来たと考えられる。
一体、その接点はどこから? そして、その用途は……?
何の為に、友美の体が使用されたのかは、まだ分からない。 全ては、田所が話してくれる事だろう……
「 ふ~ん… お前は、その薬とやらに関して、特別な関わり合いを持っていたらしいな。 以前、頼まれた、笠井製薬社長の件か…… 」
受話器越しに、パソコンのキーボードを打つ音が聞こえる。
「 ああ 」
「 よし、分かった。 お前の、プラーベートな部分での話しも絡んでるようだしな… オレはこの件からは、一切、手を引くよ。 だけど、困った事があったら、すぐ連絡をくれ。 ヤバそうな事には、変わりはない 」
「 済まんな、片山。 あと、この件の事だが… 」
「 分かってるよ。 誰にも言わねえって。 そのくらい承知してる。 ヘタすりゃ、コッチだってヤバくなりそうだからな。 お前も、気を付けろよ……? 」
受話器の向こうからは、プリンターの作動音が聞こえ始めた。
「 昨日のホテルの件は、助かったよ 」
「 ははは… ありゃ、素人だ。 ナンバー、控えてあるから、割り出しをしたかったら、言ってくれ 」
「 どうやら、田所の助手をしている、久保、っていう女性の回しモンらしい 」
「 …ほう。 いい女なのか? 」
「 やり手らしいな。 そんな雰囲気だ 」
「 へっ… ベッドの上じゃ、オレの方がやり手だぜ? じゃあな 」
片山との電話を切った菊地は、携帯を閉じながら、小さくため息を尽いた。
「 …お前だったら、話しは、終りになってただろうな… 」
携帯を、上着の内ポケットに入れると、菊地は病院へ向かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます