応援コメント

シン─2 眠る前のこと➁」への応援コメント

  • 幾度も繰り返される人間の裏切り。人間は弱い生き物だから大きな力に恐れを抱くからこそ、賢者様とやらの言葉日に耳を傾けてしまったのでしょうね。
    日頃からシンを見ていれば違うと分かるはずなのに悲しいことです。

    体に刺さる剣や斧、シンの流す涙に心を痛めましたが、カグリが本当の友達だったと最後に知ることが出来たのは少し救われました。

    冒頭に見た夢は未来に繋がる予知夢的なものだったのでしょうか? 晶穂と出会うその日まで眠りにつき、今こうしてつらい過去も話せる。そんな仲間と出会えて本当に良かったと思います。

    個人的には、シンが封印された後のカグリと父親の関係、そして賢者様とやらに怪しさを感じますので、村がどうなったか心配です。
    シンが邪魔で、村人を唆したではないのかなどと考えてしまったりしてます。

    次回はユーギですね。楽しみにお待ちしています!

    作者からの返信

    功野 涼しさま
    いつもお読み下さり本当にありがとうございますm(__)m

    シンが生まれたのは、途方もなく昔のことですが、本人はもうほとんどおぼえていません。しかし彼の記憶として残っている中でも、今回以外にも裏切りにあったことはありました。
    人間の弱さが、歩み寄りたかった存在の心を傷付けてしまいました。

    賢者様は、まだ魔力が確立していない時代から唯一魔力を安全に行使できた存在の一人です。彼は自らの見解と不確定な予言の力を混ぜ込み、人々に説いて回っていました。
    その中で竜神と共存する里を知り、強大な力は滅びを生むとまことしやかに里の人々に説いて回ってしまいました。結果、シンが封じられることとなったのです。
    善意からの行動でしたが、それが小さな女の子の心を傷付けるとは思いもしなかったのです。

    カグリはその後、里と袂を分かち、旅に出ました。竜神さまと再び会うために、各地の伝承を本にまとめていったのです。その功績の一つが『古神事』だったり……。
    結局会うことは出来ませんでしたが、彼女は旅で様々な不思議と出会ったようです(^^)

    冒頭の夢は、おっしゃる通り予知夢です。銀の華の面々と出会う未来を見たことになります。
    シンはしんどい時間をかなり長く過ごしてきましたが、今はとても楽しく毎日を送っています(*^^*)

    次回も楽しみにして下さってありがとうございますm(__)m がんばります!