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シン─1 眠る前のこと①」への応援コメント


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    シンが語る眠りにつく前のお話。

    人間と竜の絆は言いようであり、実際は竜を恐れる人間の詭弁のように感じられました。巨大な力に怯えられ、交流をもたないシン。

    そんなシンが過ごす、少女カグリとの微笑ましいやりとりと楽しい時間。

    孤独を感じていた中にもたらせられた、温かな潤い。ずっと見てていたいなと思います。
    ですが、ユーギたちに話す前の『どんな思い出も、銀の華の仲間にならば笑って話せる気がする』の一文と、最後の『それが、温かな時間の最後だとも知らずに』の文が、これから起きることに不安しか抱かせてくれないんです。
    正直続きを読むのが怖いですが、語ってくれるシン本人のためにも最後まで聞こうと思います。

    今のシンがあること、それは過去からの積み重ねの結果ですから、どんな思い出でも大切ですからね。

    作者からの返信

    功野 涼しさま
    いつもお読み下さり本当にありがとうございますm(__)m

    そうですね。おっしゃる通り「絆」とは名ばかり。実際は、人間が制御できない竜神を閉じ込めておくための言い訳でしかありませんから。

    ただその中で、カグリだけは竜神を友として扱いました。彼女の存在が、シンの癒しであり喜びだったのです。

    シンがこれから経験するのは、彼が封じられた経緯です。
    決して気持ちのよい話ではありませんが、不安しかないような語りではありますが、シンのためにも聞いてやってください。
    今、ユキとユーギも固唾を呑んで聞き入っているはずです。

    ちなみに、この当時、竜神に名前はありません。シンと名付けたのは晶穂なので(^^)
    便宜上、シンという名前を地の文で用いています。

    シンの思い出話、後半へ続きますm(__)m