第017話 翹岐
蘇我蝦夷
( ノ °ㅂ°)ノ ヤマトよいとこ~♪ 一度はおいで~♪
あ~ドッコイショ~ドッコイショ♪
百済/武王
(; ´∀`) いや考えてるけどさ…
それよか兵士貸してくんない?
蘇我蝦夷
( ノ °ㅂ°)ノ 戦争は悲しいものよ~♪
湯けむり温泉~♪ 桜も咲くよ~ チョイナチョイナ♪
百済/武王
(; ´∀`) それどころじゃないんだが
蘇我蝦夷の渡来PRはなかなか芽が出ません
百済人にとってはやはり百済の防衛と復興が
一大事です
しかし三国一の持たざる国・百済は一発逆転の
機転もなく国力、民力をすり減らしながら戦う
苦しい状況がずっと続いており、加えてヤマトは
箱舟計画の逆ベクトルにある戦争支援を渋るように
なってきています
百済/武王
(; ´∀`) 我ながら落ち目だしな
足下見られてる感がする 少々まずい流れだ
百済/王子B
(; ̄∇ ̄) ヤマトなんてウチの子分だろ父上
ガツンと命令してしまえば良い
百済/武王
(; ´∀`) 援軍貰うために外交上へりくだってるの
向こうはそう思ってない いろいろ難しいんだ
ヤマトと戦う事になったら詰みだ 簡単に言うな
百済/王子B
(; ̄∇ ̄) まどろっこしいなぁ
ならヤマトはウチとの一体化を望んでるらしいし
これ叶えてやればイクナイ?
百済/武王
(; ´∀`) どういう意味だ?
百済/王子B
( ̄∇ ̄) 百済が、ヤマトを、飲み込むんだ
一体化して兵権を百済がもらう ほら万事解決
ヤマトが望んだ事だ 文句はないだろ
百済/武王
(; ´∀`) それは…ヤマトの意図じゃないだろう
お前はヤマトとの関係をぶち壊すつもりか?
百済/王子B
( ̄∇ ̄) 辻褄は合ってるでしょ 何かおかしい?
百済/武王
(; ´∀`) .o(コイツは危険思想かも…嫌な予感がする)
───
戦いが続く中で武王もやがて死去します(642年)
百済では王子Aが即位し、王子Bは危険人物として
政治の中枢から追放される事になります
王子A>義慈王
(; ´∀`) 父上の遺言で弟は何かアブナイ奴らしい
王子B>翹岐
(; ̄∇ ̄) 追放かー まあいいさ
俺は俺のやり方で百済を復興する
こうして翹岐は百済を去りヤマトに亡命します
蘇我蝦夷
( ノ °ㅂ°)ノ 第2プリンスとな! 少し進んだかも
温泉か! 温泉推しが正解だったか!
ヤマトは翹岐を受け入れました
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます