第007話 厩戸王朝政

用明天皇

:(ll›´ω` );. アイムゴーイントゥヘヴン…


厩戸王

(; T∀T) 父ちゃーん!


蘇我馬子

(; ̄∇ ̄) あらら 次の天皇誰やる?


泊瀬部皇子(子D)>崇峻天皇

(´・_・`) ボクでいいの?


蘇我馬子

( ̄∇ ̄) いいよ どんな政治したい?


崇峻天皇

(#`Д´)ノ 蘇我の専横を許すな!!


蘇我馬子

(; ̄∇ ̄) チェンジで! 仕方ない炊屋ちゃん天皇やって


炊屋姫

(´。OㅅO。)Σ ワタシが!?


蘇我馬子

( ̄∇ ̄) 血統は文句なし 大丈夫大丈夫!


炊屋姫>推古天皇

(´。•ㅅ•。) えぇぇ… できるかなぁ?




ヤマトでは用明天皇がさっくり病死してしまい

後継問題でいったんバタバタした後

推古天皇の代になりました(593年)


推古天皇の子供は幼かったので厩戸王が

皇太子になり天皇補佐(摂政)に就任しました



厩戸王

(o´∀`) 出世したよ!



───



蘇我馬子

( ̄∇ ̄)ノ 中央集権化するぞ!


厩戸王

(ノ´∀`)ノ それは良いこと!


蘇我馬子

( ̄∇ ̄)ノ 仏教導入するぞ!


厩戸王

(ノ´∀`)ノ それも良いこと!



中央集権化はヤマト連合の諸国の権力を抑え

ヤマト政府の発言力を強くしていく事です

天皇家の強権化は天皇家とべったり親戚関係にある

蘇我氏も強くなるワケで、国内の経営方針としては

厩戸王と蘇我馬子の意見は一致しており

仏教政策でも一致しています


2人は祖父・孫の年の差ですが国政の点で言えば

共通の目的に向かう仲間であり良き先輩後輩であり

敵対ではありませんでした




意見が異なるのは国外方針、百済問題です



百済救援派兵は今も続いており、救援だけではなく

新羅軍と直接交戦する戦争状態に入っています



厩戸王

(; ´∀`) 馬子伯父さん、半島派兵やめない?


蘇我馬子

( ̄∇ ̄) なんで?


厩戸王

(; ´∀`) ヤマト人が半島で死ぬのは可哀想でしょ


蘇我馬子

( ̄∇ ̄) 百済人はヤマト今後の技術革命の核だ

百済とのパイプは切れない


厩戸王

(; ´∀`) 他の協力方法じゃダメ?


蘇我馬子

( ̄∇ ̄) ダメだな 渡来した技術官僚がストライキする

百済を救う体裁は捨てられない


厩戸王

(; ´∀`) ダメですかー




百済問題については蘇我馬子は譲りません


内務大臣として渡来の技術官僚を部下として

丸抱えする蘇我氏は、軍事部門や祭祀部門と違い

百済と最も結びつきの強いセクションです

百済軽視は部下の不満に直結するため

まるっきり相手にしませんでした



厩戸王

(; ´∀`) けどねっ 新羅と戦争始まったでしょ!

新羅と隋は同盟 ならヤマトと隋の戦争になるかも


蘇我馬子

(; ̄∇ ̄) そうなんだよね、それは避けたい


厩戸王

(; ´∀`) 隋と、独自に仲良くしてみてもいいかな?


蘇我馬子

(; ̄∇ ̄) …保険にはなるかな いいよ


推古天皇

(´。•ㅅ•。) 喧嘩しないでね 仲良くね



こうして厩戸王は百済問題は据え置いたまま

隋との接点を模索します(遣隋使)

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