第6話 両思い 

片思い


それは通じない想い


両思い


それはお互いの想い


どこかの偉い人が言っていた


「他者への没頭は自分から逃げる為の手段である」



君への想いが通じないのは


僕が現実逃避をしているからなのか?


いや、違う


僕は夢を現実にしようとしているんだ


例えそれが叶わない夢だとしても


可能性はゼロじゃ無い


夢が叶うかどうかは問題じゃない


叶えようとするチャレンジが大事なんだ


もし僕がそれを諦めてしまったら


僕はただの敗北者になってしまう


大事なのは何が出来るかじゃなく


何をしようとするかって事だ


何かをしようとする事で


また別の何かを見つける事だって


あるかも知れないじゃ無いか?


例え君が何万人から愛されるアイドルで


僕がその中の一人にしか過ぎないにしても


君は僕に夢を与えてくれている


そして僕は


そんな君を応援している


届け!


僕の想いよ!


もし君に届いたとしたら


それが僕らの両思い


そんな形の愛があったって良いじゃ無いか


僕は片思いだとは思わないよ


恋人とは違うけれど


二人の心は一つだよ


だから


君にはこれからも頑張ってほしい


僕はこれからもずっと


君を想い続けるよ


だってそんな君の生き方が


僕を励ましてくれて


僕に勇気をくれているから


ありがとう


君がそこにいてくれて


ありがとう


こんな僕を認めてくれて

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る