第5話 ピンチを救うための計画を立てよう

夏休みが始まって自分は、部屋にいた。


今私は夏恋列車の廃止取りやめ計画を立てていた。


何とか取りやめなければならない。


別にこの街の英雄になりたい訳なんかじゃないんだ。


ただ人々を幸せにするんだ。


この街のシンボルを無くすなんて反対だから。


でも計画が思いつかないよ…!


「由樹でも呼んで一緒に計画立ててもらうか…」


私はそう言って、ベットに置いたスマホを取る。


私はスマホのロックを解除して、LINEを開く。


由樹のアカウントを確認して私は彼女にLINEをする。


LINEした所彼女は直ぐに既読が着いて、「来る」と返事をした。


なので私は「おいで、アイスを用意しておくから」と返した。


私はアイスの確認をしようと冷蔵庫に向かう。


冷蔵庫に向かうとアイスはちょうど2個あった。


しかも彼女が大好きなチョコレートミントだった。


きっと藍乃が買ってきてくれたのだろうか。


藍乃に後で感謝しなきゃね。


そしてチャイムがなる。


ちょうど彼女がやってきたようだ。


「いらっしゃい」


私は彼女を迎え入れると部屋に案内し、私は彼女の大好物の

チョコレートミントを渡した。


「私の大好物じゃん!夏樹買ってくれたの?」


「私買ってないけど多分藍乃が買ってくれたんだと思う。」


「やるじゃん、藍乃」


彼女は私にそう言った。


藍乃はちょうど家にいなかった。


藍乃は部活に行ったから。


妹は私と同じ剣道部だ。


でも違う点は高校か中学かの違いである。


「計画作りをアイス食べながらやろっか」


由樹が笑顔で言った。


私はその言葉に微笑んで「うん」と返す。


そして計画作りが始まる。


「まずは午後2時半に夏恋列車が来るからそれに乗る。

もちろん時間厳守じかんげんしゅでね」


「それで乗ったら、自分のお願い事を言うんだね」


「そうだね」


そしてそんなこんなで計画ができ上がる。


「計画が成功するといいね。」


「計画が成功したらさまたこうやって遊ぼうよ!

ここで遊んだり、夏祭りとか行こ?」


「うん、絶対に成功させてこうやって仲良く遊ぼうね!!

成功するようにお願いしておくね。

南神社でさ!!」


「頑張るね!!」


そして自転車に乗って自分の家に帰宅する彼女を見送って、私も家に帰る。


このとき時刻は3時40分。


空は雲ひとつない快晴で、清々しい程の青だった。


由樹達のためにこの計画成功させるんだ。


待ってろ?夏恋列車よ



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