第2話 エスペラントとミクロネーション

 こんにちは。草原守拙です。


 いまだに仮想国家創設遊びについてぼんやりと考えています。


「国家」が成り立つために一番必要なものは当然、「民」ですが、これはお遊びなので現実の人物は必要がないので重要視していません。ただし、歴史上の有名人はおいおい考えないといけませんね。


 最も大事なのは「国土」ですかね? お国柄というのは、置かれた場所によって大きく変わるものです。例えば、日本は列島で大陸と離れていますから、中華が襲来したのは『元寇』の時だけ(にしておきましょう)ですが、朝鮮半島は中華と陸続きであったために、高句麗などは隋や唐に何度も襲われています。


 ヨーロッパに目を向けると大陸内に様々な国があり、島国の英国を除けば、しょっちゅう地域紛争や、戦争が行われていますし、ゲルマン民族の大移動(なんで移動したのかは知ったことではありませんが)によって文明が大きく変わってしまっています。

 英国は島国だから、みたいなことを口走りましたが、現在のウィンザー朝ってフランス人の血統みたいですね。ちょっと何かで読んだ気がするだけなので自信はないのですけど。


 他の国家から影響を受けないですますには、絶海の孤島を「国土」にするしかないですね。たまたま、ミクロネーションという聴き慣れない言葉を知ってしまったので賢しらげに使ってみました。


 さて、どこの地域からも影響を受けないとなると、言語の基礎となるものがないことになります。ヨーロッパ圏ならラテン語、東アジアなら漢語、サンスクリットやアラビア文字……どこかしらの文化的影響を受けないと、ごく原始的な言葉になってしまうかもしれません。

 今はほとんど使われていないエスペラントのような人工言語を、神話の時代の人々が作れるとも思いませんねえ。うーん、分かりました! 神代の時代に『ヤマトの国』から神仏習合体というか『七福神』が宝船で来たことにしましょう。これならば、漢語も和語も思いのままです。楽だあ。ついでに建国神話までできてしまいました。


 わたしは『古事記』にある、国造りの神話は辻褄が合わないのであまり好きになれません。というか『古事記』はよく分かりません。

 なので、建国神話は『七福神』だとしても、主祭神は桃でも岩でもいいので何かから生まれた痛快男子としましょう。ただし、垢からは生まれて欲しくないですし、三年間寝ていたら褥瘡ができちゃいますよね。さて、何から生まれれば面白いでしょう? 要、検討。


 ああ「国土」の地形ですねえ。ああ、太平洋の真ん中に、なんだか日本列島を鏡に映したような列島がありますよ。よくみてみれば『无大陸』という礎があります。誰かが作っておいてくれたのですね。前人類でしょうか?


 ということで、眠くなりました。


 さようなら。

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