朱月
【名前】 朱月 【性別】 男 【年齢】 20 【身長・体重】 156cm、50kg
【誕生日】 不明 【血液型】 O型
【概要】
隠忍の血統のシノビ。黒い髪に茶色の目をした中性的な顔立ちをしている。髪は地はサラサラなのだが、あまり手入れをしていないので最近は痛み始めている。が、気にしてはいない。髪を切るのもあまり好きではなく、伸ばすままにしているため長髪になりがちであり、体格の線の細さや中性的な顔立ち、男性にしてはやや高い声が相まって女性に見られることもしばしば。
感情を隠すのが生まれつき上手く、どんな精神状態であっても表情と声色を自分で制御でき、内側の感情を相手に見せることはない。しかし、これまた生まれつき持った体質として、自身の感情が瞳の色に現れるという珍しい体質を持っている。瞳の色別の感情の内容については後述。「目は口程に物を言う」という言葉が一番似合う。
常に少し口角を上げて笑ったような表情をしているが、これは子供時代、表に表情を出さないためずっと無表情でいた時に「もっと笑ったらどうだ」と言われ、少し口角を上げて過ごすと周りに喜ばれたので、この表情が一番相手に不快感を与えないのだと考えているから。
常に敬語で喋るのも似たような理由であり、朱月の人生の価値観は基本的に「相手を不快にさせない」が根本に存在する。
名前の由来は、生まれた時=最も感情が高ぶっていた時を見た親が、真っ赤になっていた瞳を見て「皆既月食の赤い月のように神秘的だ」と思ったため、丁度生まれた時刻であった「暁」とかけて「朱い月、すなわち朱月」とした。なお、この理由を朱月本人は知らず、自分の名前に意味など無いと思っている。
自身の髪などには無頓着だが、意外と綺麗好き。「目に入るものは美しくありたい」という理屈らしい。同様に髪を手入れしない理由は「自分の目に入らないから」だとか。
【瞳の色別感情表】
茶:通常 赤:感情の高ぶり 黄:喜び 桃:嘘を吐く 水:悲しみ・不安 緑:不信 赤黒:怒り
【性格】
前述したとおり表情が変わることはないが、感情はむしろ豊かな方。ボケ気質ではなく常識人よりであるため、もっぱら暴走のツッコミに回ることが多いが、たまに何でもない一言で場を静まり返らせることもある。
今の自分の人生を程々に気に入っており、例えば他人の人生に生まれ変われるとしたらどうする? といった質問にも今の自分が良いと回答する。今の人生を気に入っている理由は「周りの人間の怒りや嘆きの線引きが分かっているから」であり、相手のスペースに必要以上に踏み込もうとはしない。それが理由で初対面の相手とは喋ろうとしないが、人見知りというわけではなく、一度も話したことが無い相手でもそれまでに誰かと話していて相手の価値基準が分かっているのであればそれに応じて話をする。
物心ついた時からシノビとして、隠忍の血統として暮らしてきたため人の生死にはやや希薄であるが、それは無頓着というわけではなく、助けられるのであれば死に行く人を助けたいと考えているし、また必要以上に誰かが死ぬ必要も無いと強く感じている。ただし、後述する性格のためそれを実行に移したことはない。
朱月の物事の判断の価値基準は「損得」である。通常であれば何かの判断には理性と感情がその時々によって混ざるが、朱月はいかなる場合にあっても理性のみで判断を行い、決して感情に流されることはない。ただし、前述したとおり感情が無いわけではなくむしろ感情豊かであるため、その判断に苦しむことも多々ある。本当は助けたかった相手でも「損である」と判断したら切り捨ててしまうため、自分の頭と心のバランスが取れずに苦しんでいる。それでも、その判断基準を止めることができず、今日も朱月は理性の言うままに自分の感情を文字通り殺している。
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