リガル's世界の設定を投げるだけの場所
リガル
千道寺 怜
【名前】
【性別】 女
【年齢】 26
【身長・体重】 157cm, 48kg
【誕生日】 11/01
【血液型】 A 型
【二つ名】 軍時代:
【概要】
真っ白な髪に赤い瞳を持つ女性。完全にアルビノというわけではなく、瞳と髪色に強く表れただけで肌の色は白人より少し黄色人種に近いというくらい。かつては軍人だが現在は傭兵紛いのことを行っており、「特任民間軍事会社ウィステリア」の所属として忍務を行っている。
呆れかえるほど酒に強く、生半可なアルコールでは顔すら赤くしない。そのため共に飲める相手が少ないのを少し寂しがっている。またそれが理由で酒を普段は飲もうとしない。「気持ちよく酔えないから」とのこと。一度は業務用アルコール(度数99.9%)を飲んだこともある。ちなみに、酒に強いのは遺伝によるもの。母が同じくらい強い。
恋愛に関しては全くの未経験。初恋の前に軍に入隊したため、周りから向けられるのは恋愛感情ではなく向上心やライバル意識であったため、そのまま今の年齢まで成長した。ただし、小説や知り合いを見て恋愛自体は知っているため、基本的に誰かの恋にちょっかいをかける形が多い。自分に矛先を向けられても照れることすらしないので一番厄介。
親からは素敵な淑女に育ってほしいと願われ、幼いころからマナーを叩きこまれてきたが、後述するように9歳で軍に入隊して親の手を離れるためにマナーの知識はやや不完全。軍で学んだ作法と合わせることで公式の場では失礼が無いように振舞えるが、本質としてはやや雑な性格に育った。
使用する武器は基本的に刀と銃の二刀流。右手に刀、左手に銃を持ち間合に応じて使い分ける。ただし、相手に応じて怜は銃ではなく脇差を使う場合もよくある。怜の戦闘スタイルは「正面から打ち合う」であり、あまり奇策などを練ることはない。ただし、体は非常に柔らかくトリッキーな動きであらゆる体勢から攻撃を放ってくる。
【性格】
やや人見知りするタイプであり、初対面であったり公式の場であったりと畏まらなければいけない時は一人称は「わたし」であり、「ですわ」といったややお嬢様口調になる。これは淑女に育ってほしいという親の教育の結果である。しかし実際は一人称は「あたし」であり、砕けた喋り方を好むよく言えば元気な、悪く言えば雑に育っている。
教育は一通り受けているが、あまり論理的に考えるタイプではなく、直感に任せて行動することが多い。怜の「直感に従う」はそのまま「面白そうな方に向かう」と同義であり、後先考えずに行動した結果事態が悪化したこともある。ただし、論理的に考えられないわけではなく、ふざけている場合ではないと判断したら腰を据えて考えるだけの柔軟性はある。
普段はややピリピリした空気を漂わせているが、これは意図的なものではなくむしろ本人は気軽に接してほしいと思っている。なおその原因は軍で過ごしてきた結果、「舐められたら負け」と無意識のうちに感じ取っていたから。それを気にしなくていい自宅や、気が抜ける酔った時などは物腰がもう少し柔らかくなる。
一方、後述する「天凱園の悪夢」の事件以降「化け物」と呼ばれる存在に対し非常に敏感であり、その言葉に対しては思わず殺気を放ってしまう。これに関しては怜自身悪癖だと認識しているが、未だに抜けきらないトラウマがどうしても過敏に反応してしまうらしい。
相手をいたぶったり、必要以上に殺すつもりはないが、軍時代に教育されたことによりそういった行為は必要とあらば躊躇わない冷酷さも持ち合わせている。それに対し怜は「相手を殺さなければあたしが死ぬ。あたしは死にたくない。ならやることは簡単でしょ?」と考えている。
【家系】
「千道寺」の由来は、「千ほどもあった数々の道(すなわち道教)を一つに束ね、先導した寺」から来ており、そもそもは呪術などと非常に縁が深い家系である。家の起こりは平安時代まで遡り、特に当代が得意としていたのは神を自らの体に降ろす、神降ろしの技法であった。当時はその絶大な神の力を振るうことができたが、時が立つにつれ次第に血が薄くなり、明治に入る辺りには力も寺も完全に無くなり、一般市民として暮らしてきた。
しかし、怜の祖母である千道寺清美が先祖返りを起こし、千年以上の時をかけて神降ろしの力を獲得する。しかしそれは彼女だけであり、息子、つまり怜の父親には受け継がれることはなかったが、孫の怜には密かに受け継がれていた。
【能力】
「
使用するには本来は祝詞が必要だが、怜のそれはやや特殊であり、「戦いの最中に決まった型の動きを行う」ことである(イメージは格ゲーのコマンド)。それにより英雄の力を降ろして戦闘力を飛躍的に上昇させることができる。この力を怜は「
一見関係ないように見えるが、古来舞とは神に捧げるものであり、あたかも剣と一体化したかの如く振るわれる剣の舞はそれにより心を揺さぶられた英雄を強く引き付ける。そうして彼らの力と
【過去】
かつて「軍」と呼ばれる日本の暗部で活動していた。当時の階級は中佐であり、第二忍兵大隊、通称「サウザンド大隊」を率いていた。隊長でありながら前線に立ち、日本の平和を脅かすであろう相手を殺して回っていた。国家転覆を目論むハグレモノや隠忍の里を女子供まで残らず抹殺するなどはざらにあり、またそれに対し彼女自身も何も感じていない。勿論人を殺すことが好きというわけではないが、平和のために殺す事を良しと考えている。しかし、三年前の「天凱園の悪夢」で部隊が自身を残し消滅、自身も重症を負った。軍が解散して以降はリハビリをしつつ忍務にあたっていたが、軍時代の親友にさそわれて特任民間軍事会社に入社する。
軍に入ったのは9歳の頃。その時から既にシノビとしての力を得ており、一般の暮らしができないと悟っていたため、軍からの誘いに一も二も無く乗った。教育課程は軍で終わらせているため大学卒業程度の知識は持っているが、やや軍事知識に偏っている。また、その過程で思想教育も施されており、殺人や拷問などに対しやや希薄である。
軍ではシノビであっても厳しい訓練を受けながら忍務をこなしていたが、14歳のある日不意打ちで重症を負い、瀕死になったときに前述の「
サウザンド大隊の隊員からは少し鬱陶しがらていたが、同時に最高の信頼を寄せられており、例え死ねと命じられても彼らは迷うことなく従っていた。もちろん、信頼する理由の一つには「そんな命令を絶対にしない」というものもあるが。隊では定期的に飲み会が開催されており、「飲み比べで隊長を酔わせた奴の勝ち」というゲームが行われていたが、十数回開かれて敗北は一度だけである。また怜も隊員たちを信頼しており、お互いに軽口を言い合いながら背中を預ける仲だった。
天凱園の悪夢ではサウザンド大隊を率いてシュート大隊と共に最前線で戦っていたが、上級妖魔を四体倒したところで「グリム」に遭遇。直感で殺されると感じ、部下を逃がすために囮になろうと迎え撃つが、軽くあしらわれて100m以上吹き飛び、瓦礫の下で意識不明のまま終結を迎える。皮肉にもそれが生き延びた原因となったことを知り激しく後悔しているが、同時に自分が生き延びた事も理由があると思い、忍務をこなす傍らで件の事件について情報を集めている。
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