第89話 発覚!雪原の秘密
ヒビキたちは、フローズン雪原での調査を続けている。
「ゴマプー!」
「みんな、久しぶり!」
「ゴマフアザラシは、アザラシとしては中型である。日本の水族館や動物園で最も多く飼育されているアザラシである。体長はオスで百七十センチメートル前後、メスで百六十センチメートル前後である。体重は七十-百三十キログラムほどになる。ゴマフアザラシを漢字で表すと
そこに、ゴマフアザラシのゴマプーが現れた。
「こっち、こっち!」
ゴマプーに導かれたヒビキたち。
「ここだよ!」
「これは…」
「マンモスの化石だ!」
「マンモスは、現在は全種が絶滅している。現生のゾウの
「すごく大きい!」
そこは、マンモスの化石が
「かつてここに、
「氷河は、山がちな、または
ゴマプーは、フローズン雪原が大昔は氷河だったと断定したうえで、
「ちゅぴ!」
「ちゅる!」
「ピカっとひらめいた!」
「氷河から雪原に変わった場所だ!」
と証明した。
「そうそう、リボーンマウンテンへ行く方法を教えてあげる!」
ゴマプーはヒビキたちにそう伝えると、
「ここの主を助けてほしいんだ!」
「どんな主なんだろう?」
「ワクワクしちゃう!」
と、ヒビキたちはフローズン雪原の主との対面を心待ちにしているようだ。
一方その頃、
「外へ出ようか…」
アラシは、リボーンマウンテンの山頂にとどまってテントを張っていた。
「ぐっ、寒い…」
しかし、天気の急変もあってか、テントの中へと入るのであった。
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