第68話 虹をさがして
新たなクリスタルの情報を伝えるべく、ヒビキたちはトリップ号に戻ってきた。
「次のクリスタルがある場所を見つけたぞ!」
「どこにあるのだろうか?」
「気になる!」
すると、
「場所は、インディゴ地方だ!」
ブリーフィングルームのモニターに、インディゴ地方の写真が写った。
「ここは?」
「せせらぎ川の上流である
ゼルコバ博士は、虹色の滝がせせらぎ川の上流だと明かす。
そのうえで、
「運がよければ虹が見えるかもしれない。中には、夜中に出てくる虹があるからね」
と、虹について語った。
「あっ、あれを見て!」
すると、トリップ号の
「
「雷雲の別名である積乱雲は、積乱雲の
「そこは危ない!」
「気を付けて!」
雷雲をよけると、インディゴ地方が見えてきた。
「準備はいいか?」
「はい!」
「さあ、出発だ!」
ヒビキたちを乗せたトリップ号は、インディゴ地方へと飛び立っていった。
一方その頃、
「なぜこのタイミング?」
「
アラシと
「なら、仕方がないか…。その通りなら許してやろう。引き続きここを見張っておくれ。ぐはははははっ!」
魔王は嵐にこんなメッセージを残して、どこかへと去っていった。
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