第1章
第1話 ここが、ニュートピアという世界だ
ある日、東京都心にいる一人の少年にタビビトから手紙が送られてきた。
「ん?
こう語るのは、
「この手紙を受け取った君に伝えたいことがある。平和に満ち
手紙を読んでいると、
「うわっ!」
ヒビキは光に導かれてどこかへと飛ばされていく。
その頃、
「ちゅぴ?今は誰もいない…」
チララは一足先にニュートピアにたどり着いていた。
「どれどれ…。ハミングタウンと書かれている」
チララが
「あっ、誰かいる!」
ハミングタウンにあるお
「ちゅぴ!目を覚まして、ここはニュートピアだ!」
「はっ!」
チララが声をかけると、青年は目を覚ました。
「よかった、反応があって…。ところで、キミの名前を教えて」
「僕の名前は、名波響樹。僕のことは、ヒビキと呼んでほしい。よろしく」
「よろしくね。そういえば、名前はヒビキと呼ぶんだね。確か、空の国からやってきたような…」
「空の国?」
「キミたちが住んでいる地球のことだ。地球とは、人類を含む多種多様な生命体が生存する天体で、太陽系の惑星の一つである。太陽から三番目に近く、表面に水、空気中に
ニュートピアの住民は、地球のことを空の国と呼ぶらしい。そのうえで、
「
チララはヒビキにあるお願いをすると、
「僕たちが平和を取り戻せるか、やってみないと分からない。当然のことながら、しっかりと受け入れる」
ヒビキは決意表明しつつこれを
すると、
「ちゅぴ!」
「力が、みなぎる!」
チララとヒビキの間に、不思議なエネルギーを感じた。そこから、何かが出てきた。
「これは?」
「魔法の筆。キミが技を出すために必要なものだ」
それから、チララはヒビキに何かを差し出す。
「あと、
「本当に僕のものでいいのか?」
「そう!」
「ありがとう」
こうして、ヒビキは闇の力と
すると、
「お社から光が!」
「ちゅぴ!」
「わっ!」
チララとヒビキは、お社からの光に導かれてどこかへと飛ばされてしまったのであった。
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