第3話
俺は興奮した自分を抑える為に一旦木の陰で休み今の自分を冷静に分析し始める。
「でもこれ話しても誰も信じてくれないよなぁ」
自分の中での結論はそうなった。
「だけど俺もしかしたら農民以外の職業なれるかもしれない……」
ケイヤは村の手伝いをたくさんして少なからず貯金を蓄えていた。だからいざとなれば家を出ることも可能だったのだ。
冒険者になるには12歳以上であることが条件だが、ケイヤは12歳まで後数ヶ月だった。このまま草植人師で終わるのも嫌だしな、と結局ケイヤは思い、今日あった不思議な現象について夜になったら調べようと思ったのだった。
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