10.背中合わせの乱戦②
【2ラウンド目】
冒険者のターン。インニェラが【魔法拡大/数】を宣言し、【リープスラッシュ】を動物3体に向かって行使。行使判定で26を叩き出し、フォレストコングAは19点、Bは22点、クラッシュベアは22点のダメージを素通しで受けた。続いてストーンサーヴァントがコングBに連続攻撃を行い1回命中。7点のダメージを受ける。
ミァンティールは補助動作で賦術【パラライズミスト】をベアに使用。【キュア・ウーンズ】を行使し、ヤーンのHPを14点回復させた。
また、ギーがクラッシュベアに対して【威嚇】を行ったが、気が立っている獣に威嚇は通じなかった。
現時点でのクラッシュベアのHPは11、フォレストコングAは27、Bは24。
ミァンティール 「前は頼みましたよ、ヤーン!」
ヤーン 「ありがとー!」補助動作で起き上がります。
GM オーケー、起き上がることはできるよ。ただしこのターンまでは回避-2になるからね。
ヤーン はい! 【剣の加護・風の翼】使用、【切り返し】を宣言し、オーガモールでクラッシュベアを攻撃! (ころころ)21!
GM お、当たったぞ。ダメージ判定どうぞ。
ヤーン (ころころ)4+6で10、威力45なので12! ファイターと筋力合わせて17なので29点ダメージ!
GM 回らなくても一発の威力が重いよな鈍器。
ヤーン 「今日はーーくまなべ‼」
ヤーンは大槌を勢いのままに振りかぶり、クラッシュベアを吹き飛ばした。
彼の一撃に、大熊は大きな音を立てて地に落ち、動かなくなった。
フロワ よっしゃ。
ミァンティール ベア落ちた! よし。
ヤーン 「よかったーあたったー。お肉ゲット~」
インニェラ えらい!
ガレナ では次行かせてもらいます! 3m前進して乱戦エリアへはいります。【ディフェンススタンス】宣言、【キュア・ウーンズ】を行使します。対象はフロワ(ころころ)12!
GM かかります、回復どうぞ!
ガレナ (ころころ)8点回復! えらい、列車うごいた。
ミァンティール 祈りとどいたね~。
フロワ 今度は発車したな、えらいぞ神。
インニェラ えらいぞー‼
GM フロワは全快となったぞ。
ガレナ ストラースフォードさんありがとう!
ガレナが仲間を思い祈りを捧げると、どこからともなく汽笛の音が聞こえてくる。すると、フロワの傷がみるみるうちに消えていった。
ガレナ 「そらやっぱりだ、放っておくと余計に酷くなる。痛みは?」
フロワ 「……もうほとんどない。ありがたい、これでもう少し頑張れそうだ」
ガレナ 「ああ、それじゃあフロワ いつもみたいに頼むぞ」
フロワ 「応!」
ガレナ 「ナント! こいつらは俺たちが通さない、安心して狙ってくれ!」
ナント 「わかった!」
フロワ よし、スチームポッドAのトドメさせるといいな。【切り返し】を宣言。モールでスチームポッドAを攻撃します。(ころころ)11。
GM 当たってるね、ダメージ判定どうぞ。
フロワ (ころころ)13点のダメージ!
ガレナ えらい!
ナント えらーい。
フロワの一撃により、スチームポッドAは吹き飛ばされ木の幹に激突。へたりと地面に落ち、完全に沈黙した。
フロワ 「まず一体」
ガレナ 「よおし、いいぞ!」
フロワ 「草の扱いなら慣れたものだ。」
ガレナ 「ああ、こと草においてお前の右に出るものは居ない!」
ナント 「よかった」はーと息を吐く「頼もしい」
GM しかし、スチームポッドBが蒸気を吐き出し続けているため、依然として霧はもうもうと立ち込めている。
ナント 「まだもくもくしてるぅ」
フロワ 「これくらい煙っていても当てられないと先輩に怒られるぞ」
ナント 「わかってるよ〜〜祈っといて」
ガレナ 「大丈夫!お前なら当てられるだろう」
ナント 【ソリッドバレット】使用。スチームポッドBをトラドールで撃ちます。(ころころ)12!
ガレナ えらい!
GM いいね、当たります、ダメージどうぞ!
ナント (ころころ) 6点ダメージ!
GM ダメージは素通し。スチームポッドBのHPは残り12点だ。
ナントは狙いを定め、スチームポッドBを狙い撃つ。弾丸は嚢の入り口部分を軽く吹き飛ばした。
フロワ マギテックシューターは防護無視でブチぬけるのが本当に頼もしい。
インニェラ 防護点無視おいしいですねえ。
ナント 「当たった気がする」もうもうとしている。
ガレナ 「あたってるあたって……蒸気! やめろってそれ……!」ブンブンと盾で噴出す蒸気をはらう。
インニェラ 「払おうか?蒸気……」
ナント 「えっ……」
フロワ 「……」
ガレナ 「俺たちのいのちまで払われるだろ⁉」
ナント 「それは……安全なやつなんですか……?」思わず聞いてしまう。
インニェラ 「蒸気は払える……」
GM 蒸気「は」。
インニェラ 「道具に危険も安全もないのよ。使い方だけ……」
ミァンティール 「そうですね。使い方次第で何とでも」
GM この先輩たちこわいよ。
2ラウンド目、冒険者のターンが終了し、敵側のターンへと移行。
動物のターン。フォレストコングAは【ぶら下がる】を使用し命中に+1、打撃点-2の修正が入る。その状態でギーを攻撃するがヤーンに阻まれた。フォレストコングBはヤーンに狙いを定める。攻撃は命中し4点のダメージを与える。
続く植物のターンは、スチームポッドBはフロワへ攻撃。6点のダメージを与える。ダンシングソーンはガレナへ体当たりをするが、ディフェンススタンスが功を奏し、回避に成功した。
【3ラウンド目】
インニェラ 【魔法拡大/数】宣言。【リープスラッシュ】をゴリラ2匹に。行使判定一括でいきます。(ころころ)20。
GM 安定してるなあ。2匹とも抵抗失敗だ、ダメージ判定は個別にどうぞ。
インニェラ (ころころ)20点と、(ころころ)……1回転して32点。 わあい‼
GM ヒエエ~。
ガレナ わあい‼
ヤーン まわった!
ミァンティール 回ってる!
インニェラのリープスラッシュにより、フォレストコングBはズタズタに引き裂かれ、その場に倒れた。
ヤーン 「ニェラ~もう一匹残ってるよ~」
インニェラ 「今ゴーレムがいったわよ‼」 ストーンサーヴァントに【逐次指示に従え】を宣言。攻撃を指示します。(ころころ)18! ダメージは(ころころ)16点!
ケンタウロスのような姿をしたストーンサーヴァントは大きく立ち上がり、フォレストコングAを殴りつけた。Aはその場に倒れ動かなくなった。
GM 乱戦内の敵対勢力が完全沈黙したため、乱戦エリアが解除されます。
ミァンティール 綺麗にインニェラが片付けた。
ヤーン さすがニェラ。
ガレナ ゴーレムもえらかったね~!
インニェラ 「ハイ終わり! リープスラッシュで叩き続けるのきつい……ファイアボール撃ちたい(ゼエゼエ) そっちどう~⁉」
ガレナ 「ん……! もう片付いたのか⁉ もう終わる! もう終わるぞ!」
ヤーン 「後輩くんたちは大丈夫そうかな~? がんばって~」
フロワ 「大丈夫、すぐ片付けます」
ナント 「まだあとなんかいるっぽいです」よくみえていない。
ガレナ ふふふ(笑)。蒸気がね……(ぶわぶわ)。
GM 先輩方の戦闘は終了しました。後輩のみなさん頑張ってください(運動会アナウンス)。
ガレナ はあい先生‼
後輩サイド。ガレナは【ディフェンススタンス】を宣言し、【キュア・ウーンズ】をフロワに行使。10点回復した。
ナントは【ソリッドバレット】を使いダンシングソーンを攻撃。10点のダメージを与えた。
現在、スチームポッドBはHP12。ダンシングソーンはHP13。
フロワ いきます。【切り返し】を宣言。スチームポッドBをモールで攻撃。(ころころ)8。切り返しでもう一度(ころころ)13!
GM 当たりました、ダメージどうぞ!
フロワ (ころころ)1回転して20点!
GM うわあ!
ミァンティール 回ったねー。
ガレナ えらーい!
フロワ C値12で回るもんなんだなあ。
フロワはモールを思い切り振り上げ、スチームポッドBごとモールを地面に叩きつけた。
スチームポッドは地面にめり込み動かなくなった。蒸気も次第におさまって見通しが良くなっていく。
ナント 「お、見通しがよくなった」
ガレナ 「よし!また一体 やるじゃないか!」
フロワ 「花の方は任せたナント」
ガレナ 「ナント! 頼んだぞ!」
ナント 「あいつを撃てばいいんだな、わかった!」
3ラウンド目、冒険者のターンが終了し、敵側のターンへと移行。
ダンシングソーンはフロワに攻撃し命中。10点のダメージを与えた。
インニェラ 「じゃれておるわ」
ガレナ 「ずいぶん好かれるなあ…!大丈夫か!?」
ナント 「草にモテてる」
フロワ 「草の香りでもするのだろうか……」スンスン。
ナント 「仲間意識なの?」
ガレナ 「そうかもしれないな、普段から部屋で花を育てているし……」
フロワ 「俺はリカントです‼」
ガレナ 「わ! びっくりした 急に叫ぶな!」
【4ラウンド目】
GM さて後輩達は誰が動く?
フロワ ぼくガレナが殴るとこみたい実は。
インニェラ 殴れ殴れ‼
ナント ガレナーーー! やっちまえーーーー!
ガレナ な、なぐりますか? ファイター1器用2のわたしが。
インニェラ あー。ちょっとまって。
GM お?
インニェラ 【魔法拡大/数】を宣言。駆け出し3人全員に【操霊レベル2・ファナティシズム】を行使。(ころころ)24! これで命中+2、回避-2だ!
GM お、いいですね。
ガレナ ファナティだ~!
フロワ やったー‼
インニェラ 「蒸気を払うのが嫌ならしょうがない、はいファナティファナティ」
ミァンティール あ、ならこちらも。補助動作で賦術【パラライズミスト】行使。緑Aカード1枚使用。対象はダンシングソーン。主動作は待機というか、応援って感じで。
ミァンティール 「さて、これくらいは許されますかね。がんばってくださいね」
GM いいですね~~先輩達からの支援だ。ダンシングソーンの回避が-1されたぞ!
ナント やったーーーー!
ガレナ 「……あまり人を待たせるものじゃないな」ふわわとかけられる支援に気づきつつ「切り込みは任された、良い感じにあわせてくれ!」
ヤーン 「がんばれ~」
ガレナ ダンシングソーンにライトメイスで攻撃!(ころころ)16! ダメージは(ころころ)8点!
ガレナはライトメイスを振りかざし、茨に向けて振り下ろす。複数あったダンシングソーンの茨は、もはや1、2本残っているだけとなった。
ガレナ 「う~む 手ごたえアリ……か?」
フロワ 「十分。よし俺もいこう」 ダンシングソーンをモールで攻撃。(ころころ)12、ダメージは(ころころ)14!
ガレナ いいぞお!
インニェラ えらいぞー!
フロワの重い一撃はダンシングソーンを沈黙させるのには十分な威力だった。茨はへし折れ、力なくその場に伏した。
GM 戦闘終了! 冒険者の勝利だ!
フロワ 「これで終わりだな」
インニェラ 「お見事!」
ヤーン 「お疲れ様~~。フロワ、いいスイングだったねぇ」
ミァンティール 「よくがんばりましたね」えらいえらい。
フロワ 「お待たせしてすみませんね、先輩」
ガレナ 「やれやれ……おつかれさん。フロワ、怪我は平気か」
ナント 「おつかれさま〜〜〜! フロワ大丈夫?」
フロワ 「これくらいなら平気だろう」
インニェラ 「今夜は湖の側で野営することになるわ。十分休むのね」
GM 剥ぎ取りが行なえます。1人1体指定して剥ぎ取りをどうぞ
インニェラ フォレストコングAを。(ころころ)7!
ミァンティール クラッシュベアもらおう。(ころころ)12!
ヤーン じゃあフォレストコングB。(ころころ)6!
GM 上質な毛皮450G、香り高い熊の手1,200G、毛皮150Gだね。
フロワ ダンシングソーンもらおう(ころころ)10!
ガレナ ではスチームポットA! (ころころ)11!
ナント スチームポッドBで。(ころころ)6!
GM 蒸気蔓の種(120G)と血色の花びら(120G)がとれたな。出目よくない?
インニェラ 金ないからね、我々。
フロワ 必死ですよ。
GM そうだね……。
インニェラ 「ガレナ、ちゃんと神官の勤めを果たしたわね。嬉しいわ」
ガレナ 「インニェラにそう……正面からほめられると落ち着かないが……素直に受け取っておこう」
ヤーン 香り高い熊手が取れたなら、ベアのお肉も取れないかな?
GM お、そうだな。ミァンティールが結構いい数値を出してるから熊肉が取れたことにしようか。
ヤーン やったー!
ナント 「は〜、借り物のガンって緊張するねぇ……」
ヤーン 「長年だれかが使った銃は、その人の癖が残りがちだけど、ちゃんと使えててナントえらいねぇ」
ガレナ 「良い銃だったなあ、帰ったらアイゼンさんにも話してきかせてやろう」
ナント 「うん。でもちょっと手が痺れる」まだ慣れないなあ。
インニェラ 「ガンはクロスボウともエネルギーボルトとも違う形態ですものね。衝撃を作り出すのは魔法だけど、狩人の目と手が必要だわ」
ナント 「腕前次第になるから、練習してくしかないですね〜〜〜」
インニェラ 「私も使えるのよ、ソリッドバレット。試し撃ちしたら銃を取り上げられただけで」
ナント 「えっ」
インニェラ 「ゆるしてって言われた」
ナント 「たいへん……」
フロワ 「……」明らかに銃痕であろう、宿の壁に開いた穴を思い出している。
ナント ゆるしてって言った人のことを考えています。
GM ともあれ、君たちは戦闘に勝利した。冒険を再開しよう!
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