水野良

 ファンタジー繋がり。


 ヒロイック、というか、RPGを小説の世界に持ち込んだ立役者ですね。


 そう! 「ロードス島戦記」!


 確か3巻くらいまで図書館にあって。

 夢中になって読みました。

 で、図書委員の権限で(笑)当時出ていた分は全巻揃えてもらい(と言っても5巻までだったと思う)。


 で、その時に、リプレイも手にしたんですよね。よくわからず。

 あれ? これは、小説じゃないじゃん?

 と、思いつつ、読んでハマりました(笑)


 で、たまたまその流れでTRPGのルールブックというか、世界観の理解のための本が文庫でていて。

「アイテムコレクション」とか「キャラクターコレクション」とか。

 

 テーマに合わせたショートストーリーが付いている事典みたいなもんですが、ストーリー自体も繋がっていって最後はエンディングでまとまるので、小説的な楽しみもありました。


 ちなみに、この「アイテムコレクション」の奴隷扱いの健闘士から自由民となって冒険者になるサクセスドリームな主人公は、「ロードス島戦記」の重要キャラクターの過去のお話なんですよ。

 エンディングで「え?!」という感じ。


 内容は言うまでもないけど、エルフがメチャクチャ耳長いイメージになったのは、この小説が影響しているって言われてますよね。


 FF4とかドラクエとか今のRPGで出てくるパラディンとか竜騎士とか、世間に出てきたの、TRPGのリプレイの公開を含めたら、ロードス島戦記が一番早いって聞いたけど。

 ウィザードリーとどっちが早いのかな~


 第一主人公のパーンがわりと早く悟って偉くなってしまうので、スパークの方が長く付き合ってる気がしますが、やっぱり、主人公はパーンだなって気がします。


 ストーリー長いので割愛しますが、個人的にシリーズ全体での1番のお気に入りは、「ロードス島戦記」の前の時代、魔神戦争が舞台の「ロードス島伝説」ですね。


 もう、ナシェル、かっこよすぎ~!

 ラスト、泣きます。


 そして本編の最初のラスボスのベルドの若かりし日も素敵です。

 ひねくれカーラすら、ナシェルには敬意を払うという、超カリスマキャラです。

 

 そして、さんざん泣かせておいて、外伝で、さ……。

 という展開もありますが。


 というか、作品ももちろんいいんだけど、ホントこーじーは、山田章博の挿し絵に弱いなあ、と思います。

 うちに山田章博の、表紙の本、ホント何冊あるんだろ(笑)


 派生の「クリスタニア」は、読んでませんが、ロードス島は現在進行形で読み中~というか、無印、新、伝説ときて、忘れた頃に誓約がきて、買わないわけには行かないでしょう! 戦略に負けた……。


 そして、全く教えた気も布教した気もないのに、うちの息子はいつの間にかガッツリTRPGにハマり。


 今は、ネットセッションとか出来ていいね。

 なんか、もう今さら参加する気力もなく、小説だけ楽しんでいるこーじーです。

 

 



 


 


 

 


 

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