清水義範+α ソノラマ作家の皆様
さて、前回書いたように、どんどん本にのめり込むこーじーですが、湯水のように本につぎ込めるほど裕福ではないので、図書館のお世話になります。
他の学校の図書館ってどうなんだろ?
うちの中学は、やたら文庫本、充実してました。
そして、その中でも群を抜いて多かったレベールが、コバルト文庫と朝日ソノラマ文庫です。
前々回でコバルトとティーンズハートの二極みたいなこと書きましたが、これ、朝日ソノラマもラノベ枠?
で、ファンタジーにはまり出しだ頃、手に取ったのが、清水義範の「ランドルフィ物語」第1巻「聖金剛石の秘密」です……ではなく。
ここでも何故か、2巻「隻眼の魔術師」なんです……よく見ないで借りたんだな、きっと。
そのあと1巻がね、なかなか返ってこなかったんです。なので、4巻くらいまで読んで、やっと1巻、読めました。
ここからしばらく、清水義範を辿って借りていくことになります。
ご存知の方はご存知の通り、清水義範は宇宙とかエスパーとか、今で言うと現代ファンタジーとSFの狭間の作品が多いです。というか、ハイファンタジーは、ランドルフィ物語だけな気がする。
で、「禁断星域の伝説」(伝説シリーズはこれしかなかった……)やら「ハンター&ウィッチ」シリーズとか、「幻想探偵社」 シリーズ(これも2冊しかなかった)やら、蔵書にあるかぎりは、全て読みました。
「ハンター&ウィッチ」のヒロインの「他者を同調させる超能力(?)」とか、「幻想探偵社」の設定辺りは拙作「失せ『者』~」に影響出ている気がします。
他の作家に比べると、冊数は少なかったんですが、これをきっかけに、アクションSF系に手を広げて行きます。
高千穂遥(「クラッシャージョー」シリーズ)とか竹河聖(「悪霊ステーション」シリーズ 2巻まで)とか嵩峰龍二(アドナ妖戦記を途中まで、と、竜王? ソルジャークイーンの出てくるやつ)とか。他にも読んだけど名前が思い出せません、スミマセン。
あ、いたわ。
トレジャーハンター八頭大、菊地秀行。
中学校の図書館によく置いてあったな(笑)
あと、この流れでミステリーにも行きます。
赤川次郎(「死者の学園祭」「赤いこうもり傘」「幻の四重奏」かな)とか辻真先(スーパー&ポテトとか、ボンサイ? アイドルが彼女になる見た目はぼんやり、中身は天才、みたいな主人公の)等々。
ちなみに、こーじーが初めて完成させた小説は料理対決がネタの学園もので、初めて本にした(文芸クラブのガリ版刷りで)のはミステリーでした。
笹本祐一も見覚えあるんだけど、読んだ覚えがないなあ。
あと、タイムパトロールものも、作者が分からないけど、マリーアントワネットとか出できたやつ。
この頃から、1日2~3冊読むという速読生活してたので(今はそこまで数は読みませんが。読むのは速いです)、記憶をすり抜けてしまいましたね。
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