藤本ひとみ(その2)


 一応、ありましたわ。Wiki。


 主人公のマリナは、池田 麻里奈。


 カズヤは、黒須 くろす和矢、フルネームは和矢・フランソワ・ローランサン・黒須。


 おお、ニアミス(か?)

 あれ? 名前、うちのトリムルティの和矢と一緒だ(汗)なんか影響受けてる?

 

 

 ついでにシャルルは、IQ269だそうです。MENSAでもトップクラス? いや、知らないけど。

 で、薫。

 ひいらぎ、じゃなかった! 響谷ひびきや 薫でした。ひ、しか合ってない。


 美女丸、フルネームは弾上藤一郎宗影静香だんじょうとういちろうむねかげしずか、長!

 でも、一部合ってたね。


 Wikiで確認出来てたのはこれだけ。


 探せばファンブックとか出てきそうなんだけど、探すのが大変なので、またおいおい。


 で、藤本ひとみ、コバルト及びいわゆるラノベ系に絞っても、かなり著作がある。

 なので、全部は読めていません。

 記憶にあるのだと、コバルトだと「ららばい」シリーズだとか(たぶんヒロインは良子)、主人公が毎回変わる学園もの(クリームパン伝説? とか、あっぷる神話? とか、キャロットなんとか、とか)。


 とにかく、登場人物が多い上、シリーズまたいで出てくるので、把握が追い付かないし。


 美馬さんとか芹沢くんとか、そこらじゅうに出ていた気がする。

 

 コバルト以外だと。


 後発の、たぶん角川あたりに、マリナのお姉さんの「ユリナ」シリーズとか、3巻くらいまで読んだかな。


 あと、これもどうなったんだ? の、岩波のギリシャの話。「テーヌ・フォレーヌ」、たぶん4巻で続き出てない。

 アレクサンダー大王の若き日の王子が相手役の、色々ドロドロなやつ。ヒロイン、1巻前半四分の一くらいで、3回は貞操の危機……。

 ヒロインの命の危機! というところで、切れてるんですが。

 

 

 たぶんこのあたりから、藤本ひとみ、ラノベを脱却していくんだけど。

 やたらドロドロ系が目立って来ます。

 

 方向違いのドロドロ系では。

 藤本ひとみ、デビュー作が「視線まなざし」だったと思うんだけど、これのアンサーストーリーだと思うんだけど、「離婚まで」という、割りと真面目な(笑)でも作品書いてます。

 よくこれでデビューできたな、って今だったら思うような、めちゃめちゃ暗い話。でも、あの頃のラノベというか、少女小説は、割りとこういう話が多かった気がする。氷室冴子とか。氷室冴子は、また別の機会に。


 で、藤本ひとみに戻る。

 基本はフランスが舞台の作品メインで、「逆光のメディチ」「ブルボンの封印」「パプスブルクの宝剣」のとか、まあ、色々もにゃもにゃしてますけど、基本大河ドラマ小説的なのから、かなりドギツイのまで、色々書いて。


 でも「王妃とノスノラダムス」とか、「ウィーンの密使」とか、「聖戦ヴァンデ」とか、「三銃士」とか、歴史物、めっちゃ面白いし、ここまで色々書いといてなんだけど、あの一時期、官能物前面に出版していたのって、やっぱり、好きなもの書くための折り合いだったのかな、なんて邪推してしまいますが。

 

 まあ、時々、現代ものも出てて。新聞連載してた「若草家の人々」とか。


 で。

 執筆の舞台は幕末に行きます。 


 いわゆる、某国営放送の大河ドラマ「八重の桜」に出てくる山本(新島)八重のお話。いやシリーズには別主人公のもありますけどね。


 さて。


 藤本ひとみと言えば、忘れてならないのが。

 

 王領寺静、ですね。


 登場人物ではなく、別名義。

 「異次元騎士カズマ」シリーズです。

 いわゆる、「異世界転移」もの。


 色々言われているけど、この頃から、異世界転移、たくさんありましたよね。


ナルニアだってそうだし、田中芳樹も書いてるし、小野不由美の「十二国記」も、氷室冴子の「シンデレラ迷宮」とか。


 後で、過去作の「異世界転移、転生」ものを探せ! てネタで書いてみよう。


 以上で、とりあえず、「藤本ひとみ」語りは終わり。

 でもまた、思い付いたら書きます。




 

 

 

 

 


 

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