第3話①バースデー・プレゼント

弥生が篠原産婦人科病院に勤務し始めてから、約1年が経とうとしていた。


「川嶋さん、お誕生日おめでとうございます!」

「あ……。ありがとうございます……」

本当の誕生日は翌日だが、この病院ではバースデー休暇を取る制度があるため、今日祝ってくれたのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る