第42話 澤村御影『准教授 高槻彰良の推察5』

内容

大学2年の夏。尚哉は「嘘が歪んで聞こえる」自らの耳と、その原因となった「死者の祭」の真実を探るべく、高槻・佐々倉と長野の旧小山村へ向かう。

幼いころ何度も訪れた、大好きだった祖父母が住んでいた村だ。しかし今は廃村になっているらしい。


尚哉は、長野で再会した従兄から、亡き祖母が「尚哉は山神様にとられた」と不穏な言葉を口にしていたと聞く。

地元でも“死者が歩く”と噂される件の村に着き、調査を開始する一行。

しかし、その最中、尚哉は高槻と共に再び、あの真夜中の不思議な「祭」へと招かれてしまい……!?


「僕らは、超えてしまったのかもしれない」――大人気民俗学ミステリシリーズ、急展開!

盛り上がり最高潮で、ますます目が離せません!!!


KADOKAWAより




感想


ついに「死者の祭」へと再び踏み入れてしまった尚哉と高槻先生。


今度こそは、尚哉が山神様にとられてしまうかと思った。


いつもだったら、人の思い込みで幽霊や怪異なんてない!と言い放つ高槻先生だが、今回ばかりは違っていた。


本当の怪異にあってしまい、命からがら、助かることになる。


いつもは、人の思い込みで起きるという結末で終わっていたので、より信憑性が高く、ゾクゾクしたし、どうなるの!?と冷や汗も出た。


体験した者にしかわからない怪異。


まずは、2人とも無事でよかったが、今後の展開もまた気になりますね。

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