第23話 ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
あらすじ
大人の凝り固まった常識を、
子どもたちは軽く飛び越えていく。
世界の縮図のような「元・底辺中学校」での日常を描く、
落涙必至の等身大ノンフィクション。
優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜの
イカした「元・底辺中学校」だった。
ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。
人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。
時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。
世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子と
パンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。
Amazonより
感想
人種、ジェンダー、貧富、宗教など様々な差別に遭遇する主人公。
そんな中、差別されたかと思えば差別されたり、思いがけない地雷を踏んでしまったり。
多様性について考えされられる話でした。
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