第22話 百田尚樹『海賊とよばれた男上』
あらすじ
すべてのビジネスマンに捧ぐ。
本屋大賞の話題作、早くも文庫化!
ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。
一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。
石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。
「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。
講談社BOOK倶楽部ホームページより
感想
終戦直後の日本の様子が痛いほど伝わってきた。
社員を「家族」「財産」と言い、見放すことをしない。
主人公の仕事に対する情熱と愛を感じた。
出光興産の創設者である出光佐三をモデルにした作品。
続きが楽しみです。
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