応援コメント

第14話 不安という名の怪物」への応援コメント


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    棗は棗ゆえに、これまで他人と関係を結ぶことが出来なかったその哀しみを見ました。

    加えて智也は、といえば真っ直ぐに育ってきた普通の男であるからこそ、棗の危うさ、裡にある『蠱毒』が見えてしまう。
    捨て台詞を吐きたくなるくらい、棗は嫌な人に見えるでしょうね。

    棗にしたら智也は自分と真逆の位置にいる人間で、愛によって縛りつけようとしている李仁の親友なんですからね。

    恋愛とは違う、ものすごい三角関係です。
    (と、思っていたら最後まで読んだ今は、そうでなはいことに気づき…深く読めておりませんでした。失礼致しました)

    作者からの返信

    お互いの中に自分には計り知れないものを見つけた時、本能的に相手を嫌悪してしまうのは人間の性なんでしょうね。
    正しくそんな二人が棗と智也です。
    自分以外に李人の事を大切に思っている人がいる。親友って恋愛のことに関しても相談できる立場の人ですよね。
    そして自分の知らない李人の事を知っている人でもあるし、恋人が一番近しい訳ではないと感じた時の棗の不安は理解できます。
    智也の気持ち、棗の気持ち、そして李人の気持ち。それ等は全て私の中に同居しています。
    三人の心模様に思いを巡らせていただいた事に感謝を!

    コメント有難う御座います❣️