前のエピソード――『猫姫』ルーシー

●ウェルトーナ・ベリル

Weltoner=Beryl

真名：Wendy=Tolman／ウェンディ・トールマン

二つ名：無し

魂の色：緑柱玉（エメラルドグリーン）／魔法耐性+呪術耐性

種族：魔女

生年月日：1997年／アメリカ

没年月日：2017年／アメリカ

魔力最大値：370

身長：161cm

外見年齢：20歳(死亡時から変わらず)

使用魔法

・バリアの魔法

・テレパシーの魔法(子機)

・テレポートの魔法

・テレキネシスの魔法(無生物操作)

特徴：

元アメリカカヴンとして、スコットランドカヴン現議会メンバーであるノア・アームズの参謀を務めていた魔女。珍しいエメラルドグリーンの魂を持つ。

バリアの魔法は局所版の結界で、自身を中心に透明なドームを出現させる。主に物理的な物質を弾き、跳ね返す性質がある。それに加えて、彼女の特性で魔術、呪術的な攻撃も防ぐことができる。

ノア・アームズの最強の攻撃と、彼女の最強の防御。裏アメリカでは無類の強さを誇っていた。

非常に真面目な性格で、上司であるノア・アームズや他の議会メンバーにも怯むことなく指摘をする。それと同時に、議会メンバーを敬っており、礼節は欠かさない。背景には、裏アメリカの情勢では難しかった元アメリカカヴンの『無垢の魂』達の成長を、魔女学校（ソーサリウム）で受け入れてもらうことで果たせたという感謝の気持ちがあるという。

さらに、加入時に既に魔女と成っていたが、自身の成長にも余念が無く、魔女学校（ソーサリウム）で習うカリキュラムをこなしていくつかの魔法を修得した。

カヴンではノア・アームズの指揮する戦闘部ではなく、ユングフラウ管轄の総務部にて魔女達の苦手な事務仕事に精を出している。

ノア・アームズとの関係について訊ねると瞬く間に締め出されてしまったため、彼女への取材はこれで終了する。