銀色の魔女見習い

『アドリア海の魔物』ラナ

●ラナ

Rana

真名：不明

二つ名：アドリア海の魔物

魂の色：シアン／魔法耐性

種族：怪物／ケット・シー

生年月日：不明

没年月日：1900年代

魔力最大値：311

身長(全長)：66.6cm

外見年齢：成体

使用魔法

・ステルスの魔法

・高速移動の魔法

・すり抜けの魔法

・猫への号令

・猫への魔力付与

特徴：

理性はあるが、人の姿を失った怪物。一般的な怪物である。外見は普通の猫と見分けが付かない。

アドリア海の魔物と呼ばれ、ベネチアで野生の猫達を操り、夜中に集会を催し騒音騒ぎを発生させていた犯人。

金の魔女と銀の魔女に捕らえられてからは、ギンナ・フォルトゥナに付いてミオゾティスの魔女の森までやってきた。

気まぐれで自由な猫。魔力を送ることで普通の猫に人間の言葉を喋らせることが可能。また、ステルスの魔法と高速移動の魔法によって、どこへでも駆けて行ける神出鬼没さも併せ持つ。

ケット・シーとは猫の王直属の伝達係（ランナー）であり、全世界の猫に対して王の言葉を伝え、号令を発することができる。現在はギンナ・フォルトゥナを仮の王と定めている模様。怨霊災害の際はその号令によって、人々の避難誘導に大きく貢献した。

因みに前猫王の娘である王女ルーシーは、ベネチアでライゼン卿の屋敷に仕えるメイドをやっているという。

野良としてのプライドがあり、飼い猫になるつもりは無い。だが撫でられることは好きで、『対等だ』と強調すれば餌付けも可能。ユインの談ではチョロい猫だと言う。

見た目に反して声は男性的で渋い。一人称が『吾（あ）』であるなど、話し方も特徴的。