銀色の魔女見習い

『怪物医者』テス

●テス

Tess

真名：不明

二つ名：怪物医者

魂の色：朱殷色（ブラッドレッド）／幽体内に取り込んだ血液の魔力変換効率が高い

種族：怪物／吸血鬼

生年月日：不明

没年月日：不明

魔力最大値：426

身長：184cm

外見年齢：30歳程度

使用魔法

・身体強化魔法

・催眠魔法

・霧の魔法

・テレパシーの魔法(子機)

特徴：

イングランド湖水地方の『怪物病院』。その院長である。

彼とサクラのふたりのみでの経営で、以前までは問題なく運営できていたが、近年魔女の増加によって徐々に忙しくなってきたらしい。

赤みが掛かったブロンドヘアーをオールバックにセットしており、肌は白く、黒のタンクトップシャツと筋肉質な体格が特徴的。とても医者とは思えない格好である。

日本好きとして知られ、だからこそ自分の病院を日本の武家屋敷に改築したのだという。和服を着ているシーンは見たことが無いが、従業員の巫女であるサクラには、彼の趣味でよく着せているという。テスが選んだ和服や巫女服を、サクラ自身も好んで着ている模様。

彼の生前については不明である。何故なら怪物というものは基本的に、成った際に生前の記憶が消えるからだ。例外はあるが、彼は典型的だった。

彼が怪物に成ってからは、サクラの項で記述した通りである。この場所には以前から病院はあったが、彼によって殺害・吸血された医師の詳細は法務局から制限が掛けられており、調べきれなかった。

朱殷（しゅあん）色という魂は怪物の中でも吸血鬼の特徴が顕れる者によくある色ではあるが、それ自体も非常に珍しいものである。

サクラと対象的にガラが悪く、患者にも敬語などを使わない性格であるが、魂の医者としての実力は非の打ち所がないと評判である。怪物や魔女にも様々な者がおり、サクラだけでは対処できないこともあるようで、彼の存在は大きいという。