応援コメント

8-3 暴食令嬢は誓いを味わう」への応援コメント


  • 今回のお話もとても楽しく読ませていただきました。


    ブランシェさんが、サントゥアリオから離れることを覚悟しているのを見て、少しでも長くふたりが一緒にいてほしい……と願いながら読み進めておりましたので、実際に二人が温室の奥で、二人だけで言葉を交わしている場面がほんとうに尊いものに感じられました。

    二人の間には出会ったときのような緊張感は一切なく、温室に降り注ぐような暖かな空気が満ちていて……

    特に印象的だったのは、ヴォルフラムさんがブランシェさんを温室に案内する際に、ごく自然にヴォルフラムさんがブランシェさんの手を握ったところです。

    二人にとっては、良い意味でそれがもう当たり前になっているのだと感じました。
    手を握られたブランシェさんも、ヴォルフラムさんに対して大げさに驚いたり慌てたりすることはなく、静かについていって……
    きっとそのときのブランシェさんの表情は、とても穏やかで、幸せそうだったんだろうなと想像できて、読んでいてこちらもあたたかい気持ちになりました。

    今回の話の前半で、一人でいる際には、別れのときのことを思って目を伏せ、憂鬱な感情に苛まれていて……
    そのときにに比べ、二人で過ごしているときの幸せそうなこと。
    前半と後半で状況や人数、心理描写を対比させる文章構成がほんとうに巧みで感動しました。


    次回もとても楽しみです。

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    お返事が遅れてしまい、申し訳ありません。
    今回も嬉しいコメントをありがとうございます。

    二人のやりとりを楽しみながら読んでいただき、ありがとうございます。
    やはり、出会ったばかりの頃とある程度の時間を一緒に過ごしたあとだと、さまざまなところに小さな変化が出ると思うので、そういうところにも注目しながらお楽しみいただけたのであれば嬉しいです。

    また次回も、お時間があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。
    こちらこそ、ありがとうございました。