応援コメント

8-2 暴食令嬢は誓いを味わう」への応援コメント

  • 今回もとても楽しく読ませていただきました。

    前回の8-1話で、ブランシェさんのファミン症が完治してほんとうに嬉しくて。
    その上で、ファミン症が治ったということは、ブランシェさんがサントゥアリオにいる理由もなくなった……ということを、改めて実感する話でした。

    別れの時が近づいていることが、文章やブランシェさんのモノローグから感じられて、
    ヴォルフラムさんへの想いを自覚しているブランシェさんの気持ちを思うと、症状が治ったことの嬉しさと、サントゥアリオから……何より、ヴォルフラムさんから離れなければならないことの切なさで、良い意味で胸がいっぱいになっていくのを感じました。


    もちろん、読者としては、二人に離れないでいてほしいのですが、何よりブランシェさんがそれを覚悟しようとしているのであれば、読み手側もその覚悟に寄り添わなければ……
    ……と思いながら読み進めていると、キッチンで何やら起きていて。
    これまでブランシェさんがキッチンに入ることを喜んで迎えていたルビアさん達が、このときだけはいつになく焦った様子でブランシェさんをキッチンに入れないようにして……

    ブランシェさんとヴォルフラムさんの二人の『距離』がどうなるのか気になる一方で、キッチンという別の場所でも何かが起きようとしていて……最終話でもワクワクを与えてくださるもなか様に心より感謝しつつ……次回を読ませていただくのがとても楽しみです。


    ほんとうにありがとうございました。

    作者からの返信

    今回も嬉しいコメントをありがとうございます。

    別れの時が近づいていることや、それによる切なさを感じていただけたようで、嬉しく思っています。
    特に切ない空気の描写はどうしても難しいな、これからの課題だなとずっと思っていたところでもあるので……。

    キッチンで何が起きていたのかはこの先でわかるので、あれこれ予想しながら続きをお楽しみいただけたら嬉しいです。
    こちらこそ、ありがとうございました。