応援コメント

6-5 暴食令嬢は痛みを味わう」への応援コメント

  • 今回もとても興味深く読ませていただきました。

    今回は読みながらブランシェさんの周りのひとたちの優秀さに感服しておりました。


    ヴォルフラムさんが無事であることを確認し、それをブランシェさんにすぐ伝えたことや、スープに混入されていたのが魔法薬であることやその効果までも突き止めたこと、混入のタイミングまでもおおよそ推測したこと……
    ブランシェさんが気を失ってしまっていた時間は一瞬というわけではなかったにせよ、何かを把握し、調査するには決して十分ではなかったと思います。

    その短い時間に、ヴォルフラムさんはできることを全てやったのだろうなという信頼感と安心感がありました。


    同様に、エリサさんも、王宮内で話を聞いて、チェルニーさんが怪しいのではないかと情報を掴み、
    ブランシェさんの故郷でも、ブランシェさんのお父さんである領主の力により、ベルニエ家に雇われた潜入者に気づくことができました。


    ブランシェさんの周りにいるひとたちが、それぞれにすばらしい能力を持っていることで、今回のお話で形の見えてきた『ベルニエ家』という、個人ではなく『家』の驚異にブランシェさんがもし晒されることがあっても、今回同様に、周りの方々が支えてくれるのだろうなという安心感があって……
    そういった、驚異と安心とのバランス感覚が、ほんとうに巧みで感動いたしました。


    次回もほんとうに楽しみです。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    今回も嬉しいコメントをありがとうございます。

    ヴォルフラムの性格と立場上、何もしないというのはあり得ないため、このような展開にしたのですが……。
    ちょっとこの辺りは巻きっぽかったかなー、もっとしっかり描写すればよかったかなーと個人的に少し反省していたところだったので、そのように言っていただけると少しほっとします。
    本当にありがとうございます。

    また次回も、お時間があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。