応援コメント

5-4 暴食令嬢は亀裂を見る」への応援コメント

  • 今回のお話もとても楽しく読ませていただきました。

    まず、最初の、ヴォルフラムさんとブランシェさんのやりとりがとてもすきです。
    真っ赤になったブランシェさんと、それを見て楽しそうに笑うヴォルフラムさん……この場面がほんとうに好きです。

    お互いに、(完全ではないにせよ)気を許し合っているからこそのやりとりというか……
    たぶん、この時点で、ヴォルフラムさんとこんなやりとりができるのは、ブランシェさんだけだろうなという確信があって……

    アーヴィンドさんとヴォルフラムさんの仲の良さとはまた違った形の仲の良さ……親しさが感じられますし、違うからこそ、ヴォルフラムさんにとって、ブランシェさんも、アーヴィンドさんもどちらも大切な存在なんだなと感じられて、読んでいて心が暖かくなりました。



    また、ヴォルフラムさんがブランシェさんにケークサレをリクエストした場面も大好きです。
    ヴォルフラムさんのセリフの、
    「ケークサレ、といったか。幼い頃に一度だけ食べたきりだが、久しぶりにあれが食べたい。できるか?」

    この、『久しぶりに』という言葉がすてきだなと思いまして……
    少なくとも、ヴォルフラムさんにとっては、『久しぶり』と思うほどケークサレを食べていなくて……でも、ブランシェさんと話していて、食べたいという気持ちを思い出したわけで……
    ブランシェさんの作る料理が、ヴォルフラムさんにとって心の大切なところを(良い意味で)刺激してくれるものになっているのだと感じられて、セリフひとつ、言葉ひとつで感動を増幅させてくれるもなか様の文章力に感激したのでした。



    次回もとても楽しみです。

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    今回もコメントありがとうございます。

    二人のやり取りから親しさを感じられるようにしたかったので、その部分をお楽しみいただけたようで嬉しいです。
    この時点でヴォルフラムの中でブランシェはアーヴィンドと並びそうなほど大切な存在になっています。
    二人の会話にも注目し、その辺りもお楽しみいただけたようで嬉しく思っています。

    いつも細やかなところにも注目し、丁寧な感想を本当にありがとうございます。
    また次回も、お時間があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。
    ありがとうございました。