応援コメント

4-4 暴食令嬢は心を溶かす」への応援コメント

  • 今回のお話もとても楽しく読ませていただきました。


    やはりとても印象的だったのは、ヴォルフラムさんとブランシェさんのやりとりです。

    まず、ブランシェさんがヴォルフラムさんに対して、『ここには陛下が何かを召し上がっているお姿を見て、何か文句をいうような真似をする者はおりません』とまっすぐに伝えるところがとても好きです。

    ブランシェさんが何を思っているのかは、これまでのやりとりと、笑顔だけでもきっと伝わったと思うのですが、それをはっきりと言葉に出すところが、ブランシェさんのほんとうにすばらしい、飾らない性格の表れのように思います。


    ですが、ブランシェさんが言葉に出したことで、ヴォルフラムさんの心に疑念が生まれてしまったときは、読んでいて良い意味で非常にドキドキしました。
    このまま仲がこじれてしまうのではないか、と……

    けれど、疑念を抱いたヴォルフラムさんは、ブランシェさんにその疑念を口に出して伝えました。

    お互いに思っていることを伝えあえたからこそ、最後の笑顔が生まれたのかなと思えて……


    『本心を伝える』のと『食べ物を取り入れる』のが、どちらも『口』であることが、とてもすてきな一致だと思いました。

    食事を取るためには大きく口を開けないといけなくて、口を開けることは喋ることにつながって……というような(勝手な想像ですが)



    次回を読ませていただくのも楽しみです。
    ほんとうにありがとうございました。

    作者からの返信

    お返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
    今回も嬉しいコメントをありがとうございます。

    今回のシーンは、構想を練っていた段階から書きたいと思っていたところでした。
    また、ヴォルフラムが過去に何を経験しているかという描写にも必要かなと思っていたので、少し力を入れていたところでもありました。
    なので、印象に残るシーンとなっているのであれば、とても嬉しいです。

    また次回も、お時間があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。
    こちらこそ、ありがとうございました。