応援コメント

3-4 暴食令嬢は言葉を交わす」への応援コメント


  • 今回のお話もとても楽しく、ドキドキしなが読ませていただきました。

    全体を通して、ヴォルフラムさんの雰囲気というか、セリフの内容やタイミングがほんとうにすてきです。

    一度の会話における言葉は決して長くないのですけれど、でも、『言葉が足りない』『もっとちゃんと説明すればいいのに』という感じが全然しないのですよね。

    言葉が短いのではなくて、余分なことを言わず、伝えるべきところは不足なく伝える……という感じで。
    一国の主ともなれば、その言葉さえも完璧にコントロールしている、コントロールすることができるのかもしれない……と、読んでいてほんとうに格好いいなという思いと、尊敬の念を抱きました。


    また、そのシンプルで美しい言葉を、ブランシェさんが誤解せず、ちゃんと受け止めてくれているところも、とても好きです。

    ヴォルフラムさんがいかに整然と話していたとしても、それを受け取る側にその素養がなければ、会話はきっと通じなくて。

    『気のせいか否か、ブランシェを見る金と銀の瞳がはじめて出会ったばかりの頃よりも柔らかくなっているように見える』

    この言葉に、ブランシェさんがヴォルフラムさんの目を、初めて会ったときからずっと見ていることが伝わってきて、ヴォルフラムさんとブランシェさん、それぞれが相手のことを見ているんだなあ……とわかる、ほんとうにすてきなシーンだったと思います。


    そして、二人の間にある、おいしくて彩りの美しい料理は、言葉を発することはないものの、確かに二人の間を取り持ってくれていて、このお話における料理の存在の大きさに感動しました。



    次回もとても楽しみです。

    ありがとうございました。




    作者からの返信

    今回も嬉しいコメントをありがとうございます。

    ブランシェに比べ、ヴォルフラムはやや無口です。
    なので、言葉が足りないのではないだろうか、言葉が少なすぎないだろうかという不安は少しあったのですが、きちんと伝わる書き方になっているようでほっとしました。
    この物語はテーマに料理が絡んでいるので、きちんとそこも印象付けられているとわかり、安心しました。

    まだまだ長い物語ですが、またお時間があるときにでも続きをお楽しみいただけたら幸いです。
    こちらこそ、ありがとうございました。

  • 胃袋を掴んだ!

    作者からの返信

    細やかなコメントありがとうございます。
    胃袋を……掴みました!