応援コメント

1-2 暴食令嬢は飢餓を抱える」への応援コメント

  • 今回も楽しく読ませていただきました。


    応接室の描写がとても美しくて、読みながらシュネーフルール家のすばらしい応接室が心に広がっていきます。
    広く、暖かく、上品で……そして、客人を迎えるために高級感を備えた応接室なんだなというのが、丁寧な文章から伝わってきます。

    また、人物の描写もほんとうにすてきだと思いました。
    アーヴィンドさんの外見がどのようなものなのか、穏やかな白髪の色や、深い青色の瞳、上質な服を纏った、上層階級のひと……


    読み手もまるでその場(応接室)にいるかのようなすばらしい文章で引き込まれたところで、ブランシェさんの『飢え』がブランシェさんや、ブランシェさんの家族と、領民だけの問題ではないかもしれない……ブランシェさんの父親、シュネーフルール卿を陥れようとしている何者かがいるかもしれないという情報が知らされることで、作中の世界が一気に広がった思いがしました。

    そしてその情報をもたらしてくれたのが、外部からやってきたアーヴィンドさんだというのがとても巧みだなあと感動しました。

    アーヴィンドさんが親切なひとで、もっとこのひとのことを知りたい……という気持ちが湧いてくるお話でした。


    ありがとうございます。次回もとても楽しみです。

    作者からの返信

    今回もコメントありがとうございます。

    人物や部屋の様子の描写は、くどくないかな……と後々読み返していて少し思ったポイントの一つです。
    なので、くどさを感じずにお読みいただけたとわかり、ほっとしています。
    まだ物語がスタートしたばかりということもあり、話の展開スピードは緩やかになっていますが、どうかのんびりとお付き合いいただけたら幸いです。

    こちらこそ、今回もお読みいただきありがとうございました。
    また次回も、お時間に余裕があるときにでもお楽しみいただけたら嬉しいです。