第10話 祭りの前夜は大騒ぎ?自宅呑み?

(戦闘終了、斧持ち大男に勝利したPCたち)


バース:

「がうううう」手ごわい奴だった。道を間違えなければこいつはもっと高みに登れただろうに・・・


フリエ:「もう大丈夫ですよー」と家の中の女性に声かけしておきます


メイレン:

「すごかったですね」

「すっかり、自分の命がかかっていることも忘れて、見入ってしまいました」

「街なかで、冒険者同士やごろつきの喧嘩や戦闘をみたことはありましたが、あんなに長期戦になっているのは初めてみました」

バース:ほんまにね!w


グロッグ:「ま、全員五体満足で勝てたがな。それはさておき、あんたがメイレンでいいのか?」

メイレン:「はい……」(申し訳なさそうに)


フリエ:斧持ち大男はふんじばっておきます。


グロッグ:

「まずは無事で何よりだ。で、質問がある。」

「ジェーン夫人の魔動機を持って行ったのはおまえさんでいいのか?」

メイレン:(少し沈黙して)「はい」

バース:「がう」グロッグ直球やー

グスタフ:「心配してましたよ」誰が何をとは言わない。


メイレン:(うつむいている)(罪をごまかす様子はなさそうだ)


(メイレンは話しだす)

「あたしは、グックスとの結婚を夢見て、浮かれていました。

そんなとき、どうしてもお金が必要だと。

兄弟の借金を返さないと、きちんとした結婚ができないと」


「以前からほのめかされていました。

それで、奥様に退職金の額を聞いたこともあります。

辞めてまとまったお金が入るならと」


「けれど、それでは少し足りなくて。

そんな中で、とうとう緊急でどうしようもない、と言われ」


「今から思えば、話におかしなところはあったと思い出せるんですが、

そのときは、半分以上、頭が真っ白な状態で。つい、あのようなことを」


「グックスはいっしょに来てくれなかったんですね……」

「みなさんと一緒には」


バース:「がうがう?」騙されていたことに気づけたんだね?

フリエ:一応バースの言葉も通訳しておいてあげますね!


フリエ:「あいつは悪い漢だよ!」

バース:「がうがう」君は騙されていたんだ

メイレン:「やっぱり、そうなんですね……」


フリエ:

「騙した相手を助けようとするなんて、ほんとにもう、どうかしてるよね」

「そうじゃなきゃこんな隠れ家、わたしたちが知ってる訳ないじゃん」


メイレン:

「疑わなかったわけじゃないけど、騙されていると思いたくなかった」

「どうせ、死ぬのなら、信じたまま死のう」

「そう、さっきまで思ってました」


「旦那様と奥様のような恋はできなかったけど」

「みなさんは、お聴きになられましたか?」

「 旦那様のまっすぐな奥様への愛が伝わる、あの歌声を」


バース:「がう???」聞いてないよ???

グロッグ:「いや、聞いてないな。それは何処にあるんだ?」

メイレン:

「天誅祭で使われる、

ザークルセスの人形の1つに隠しました。

あれが打ち合わされたとき、

奥様を称える旦那様の歌が、響き渡るでしょう」


バース:「が、がううううう!」な、なんてことをーーーー!

グロッグ:「……おい、それってまずくないか?」(4人に向かって小声で)

フリエ:「ひっじょーに、まずいね……」


バース:ザークルセスって何?

メイレン:「この街が共和国になる前の圧制者です」

(ウィッカーマンで燃やされるウィッカーマンみたいな)

(お神輿にのせられるカカシみたいなやつ)

バース:「がうううう」まずいーー


グロッグ:「ってことはその魔動機は中央平和公園駅にあるんだな!?」

メイレン:「はい、中央平和公園の人形の一つに隠しました」

グスタフ:この子は本気で良かれと思ってるのかな?

グロッグ:よほどいい歌なんだろうよ


メイレン:

「奥様を称える旦那様の歌が、響き渡るでしょう」

「みなさんにもぜひ聴いてもらいたいです!」きらきら


バース:あかんww

フリエ:「あーんもうっ」頭抱える

グスタフ:ふふ、PC的にはやばいですが、面白いですね


グロッグ:

「これはいっていいことなのか・・・?」

これまでの経緯喋っちゃっていいですかね?

フリエ:

んー、罪の意識深堀することになっちゃうかなと思うので、

フリエ的には黙っておきたいかな。

グスタフ:奥さまがあの歌声を他の人に聞かせたく無い、だけで良いのでは?


メイレン:「なにかまずいんですか?」「あの歌が、広場で流れると」

グスタフ:「あの歌は、奥さまが奥様だけの物にしておきたいとの事」

グロッグ:

「まぁ、思い出の品だから他の人には聞かせず、大事にしておきたいってのがジェーン夫人の意向だ」

メイレン:

「そうですか。では、一刻も早く回収しないといけない。ということですね?」

「わたしもご一緒します」

グスタフ:あぶない子じゃ無かった。ホッ

グロッグ:「さすがに今日は遅い。明日の朝に中央平和公園駅に向かうぞ」

フリエ:「今日中の方がよくない?」


GM:(電車はもうない時間で、歩いていくなら2.5時間くらいです)

(2.5時間がラクシアの都会の住人にとってどうなのかGMにも判断しづらいw)

バース:キングスフォール市民は足腰弱そうだな!

フリエ:

2時間で松明一本分だから、そう考えるとそこまで辛くないかなと。冒険者的には。


グスタフ:そんな時間に祭の出し物をいじりに行っても大丈夫ですか?一般的に。

バース:では朝一番?

グスタフ:むしろ遅い時間の方が人気がなくて、好都合とか?

グロッグ:官憲に怪しまれたりしないかね?


フリエが通訳しバースが隠した時の状況を訊く。

メイレン:

「わたしのときはまだ、準備が始まったばかりでした」

「いまは、もう神輿にのってたり、ザークルセス人形の数も増えていると思います。人の数も」

「もう前夜祭で、広場にはそれなりに人はいると思います」


フリエ:んー。PL的にはどうやって探すのかってのが悩みどころだな。

グロッグ:

マナサーチで探すのが一番かな?

それかメイレンの情報を当てに探索判定とか

グスタフ:行くだけ行ってみますか?


バース:

祭りや警備が例年どんな感じなのかわからんのでPLにも判断つかんですw>GM


GM:

だんじり祭りとか天神祭りとか祇園祭りの前日とおもってください!

ねぶた祭りとか、札幌雪まつりとか!

卵嬢:だんぢりまつりの前日はみんな家で飲んでるから街は閑散としてますw

GM:そうなのか!w すいません、知りませんでしたw じゃ、ハロウィンの渋谷とか?

バース:参考にしてはいけない地元民の意見であったw


グロッグ:屋台とか並んでる感じのですかね?

グスタフ:天神祭の宵宮なら結構賑やかですよね。

GM:屋台の準備中くらいのイメージでした。当日ではなく、前日・前夜なので

フリエ:明かりがあるかどうか、ですね

GM:

明かりはある程度あると思います。

マジックリッチな世界で、魔動機文明の名残もありますし

グロッグ:というかもう前夜なのか。早いなぁ

フリエ:人がいなければ、実は四人とも暗視持ちなので、闇に紛れて探せる!

GM:全員、暗視持ち、、、、だと!(ないのはメイレンだけか)


バース:うーーーん。探しにくいけどこっそり回収しやすいのは夜中かな。

バース:

しかし、メタ読みするとラストバトルがあるとフリエのMPが尽きててヤヤバイw

フリエ:気合で歌います!

グロッグ:いやもうラストバトルはないでしょうw

グスタフ:え、まだあるんですか?

グロッグ:多分ないと思う

GM:メタ読みの見解がわかれているww


バース:じゃあ、夜中に行っちゃおうか

GM:(だから、メリアが最強なんだって!シティADVは!w)

グスタフ:そうですよね、屋台ががったいしたりしなければ。。

グロッグ:屋台が合体は大草原

バース:夜中に見つけられなければそのまま完徹で朝捜索じゃ

GM:では歩いて、中央平和公園へ?

グスタフ:そうですね、ここで寝泊まりするのはリスクが高そうですし。

バース:はい。終電乗り損ねたサラリーマンのように歩きます。

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