第5話 現場検証は高級住宅街で

 PCたちは、 ジェーンが事前に頼んでいた内装業者という触れ込みでその邸宅を訪れる。グランドターミナル駅区の内円部は、〈大破局〉の破壊から、もっとも早く復興が始まった地域だ。キングスフォールの各省庁の建物があり、ストラスフォード大鉄堂が聳え、魔動機ギルドが門を構える。


バース :「がうがう」道すがら説明してやる


 政治、宗教、文化、技術を牽引する、まさに首都の中心だ。そんな場所に住居を持てる者は少ない。代議員たちですら、失職すればここの公邸からは追われることになる。ここに私邸を持つのは、古くからの名門であり、かつ、突出した財力を持つ富裕層だ。そのほとんどが、鉄道卿で占められるのもむべなるかなであろう。きみたちは、そんな贅沢な屋敷の並ぶ一角にやってきた。

 お目当ての屋敷は、周囲よりは多少小さいが、それが、多数ある別宅に過ぎず、 母子2人のみのためのものと聞くと、自然とため息も出ようというものだ。


バース :「がう~」ため息

グロッグ:「ヒュー、いいねえ。俺もこれくらいの家に住んでみたいもんだ」

グスタフ :「はえぇ」

フリエ :「ほへ~おっきぃね~」見上げる


 玄関扉のノッカーを叩くと、使用人のひとりがPCたちを出迎えます。すぐにジェーンが現れ、使用人は遠ざけられます。


ジェーン:「では、まずこちらの部屋から下見をお願いしますね」そういって、ジェーンは君たちをメイレンの部屋へ連れていった。


GM:目標値10の探索判定お願いします。

バース とグロッグが成功

GM :彼女(メイレン)のアクセサリケースを発見できます。

続けて宝物鑑定判定にも成功する。


GM :収められたアクセサリが、い ずれも、あまり上等なものではないことがわかります。 特にそのうちの耳飾りの1セットは、商品として通用するギリギリの出来です。売られていた場所は、双子駅区のサシャ職人街 (38頁) が有力です。


グロッグ :「何か分かったかバース?」

バース :メイドの給料は安かったようだという沈痛な顔。「がう!」見つかったものを見せる。

ジェーン :「相場くらいは払っていたんですが……」

GM:(名家の相場なんで、一般メイドよりはけっこういいはず)

GM:(一流企業勤めのいう「中流です」みたいな)

グスタフ :表情を読まれた。

バース :「がうう?」じゃあ給料を別のところにつぎ込んでいた?


バース :「がうがう!」サシャ職員街で売っているたぐいのものだな。

フリエ :「あんまり価値はない、ってことね」(フリエも鑑定判定に成功した)

ジェーン :

「もし、必要であれば持ち出してもらってもかまいません」


フリエ :「かもね」>バース//「ためてたんじゃないかしら?」

グロッグ :「ま、有名な職人の手によるものじゃなさそうだな」

GM :(駆け出しか、見習い職人によるものでしょうね)


フリエ :大事そうなバースの発言は常時通訳しておきます!>ALL

バース :助かりますw


グスタフ :アクセサリーは借りておきましょうか?同じ物を作っているかもしれません。

フリエ :「それか、作ってくれた人が知り合いだから取っておいた、とか?」

バース :一応借りておきましょう

グロッグ :「フリエの通訳によるとサシャ職人街のものっぽいな」


日記や手紙といった、いかにも手がかりになるものは見つからず。


フリエ :

「そういえば似顔絵、だっけ。メイドの似顔絵があるって珍しくないです?」

ジェーン :「あれは、わたしがメイレンを連れていって描いてもらったものですから。思い出を少しでも形に残したいと思ったんです」

グロッグ :「この似顔絵は借りてってもいいか?」

ジェーン :「わかりました。似顔絵につきましては持ち出していってもらってかまいません。なるべく、そのままお戻しいただくようお願いいたします」


フリエ :「ジェーンさんとメイレンさんは、一緒に似顔絵を描いてもらうほどの間柄ってこと、ですか?」

ジェーン :「少なくともわたしは主人とメイド以上の気持ちでした。あの娘もそう思っていると……」

グスタフ :「信じていて良いと思いますよ」と言っておく。

ジェーン :(そう願いたいけれど)という顔をグスタフに向けます


グロッグ :

「助かる。聞き込みに使うかもしれない。大事に使わせてもらう」

フリエ :「そんな大切な人の大事なものを、お金欲しさに持ち出すとは考えにくい。だから何か理由があるんじゃないか……ってことかしら。そうなると、宝石はどうしたのって話にはなっちゃうんだけど」


バース :ジェーンの部屋も見せてもらいましょうか。


GM [雑談]:個人的にはこのシナリオ、神田うののベビーシッターの窃盗事件が思い浮かんでしまった。

なまやき [雑談]:あったねw


とりあえフリエ :何か手掛かりが残されていないかどうか。。。

GM :ジェーンの寝室です。まず、探索判定を。


バースとグロッグが成功するも「外部からの侵入や、窓からの脱出の痕跡は見当たらない」ということしかわからない。


フリエ :かくしか(通訳

グロッグ :「まぁメイドたるもの窓から脱走だなんてありえねえわな」


グロッグ :屋敷で調べられる部屋は以上ですか?

GM :以上です。よほと特別な説得できる理由があれば別ですが。基本的にはこの2つの部屋だけの約束です。


GM :では次はどこを調べますか?

バース :メイレンがいそうな場所を探すしかないか。

元絵師ロバート or 双子駅区のサシャ職人街?

グロッグ :

となるとまずは生まれ故郷のカイミット漁港か、サシャ職人街ですかね?

グスタフ :実家以外で行きそうなところ?

バース :カイミット漁港って町の外だと思いますけどすぐ行って帰ってこれるところですか?>GM

GM :まぁまぁ時間かかります。けど、今回のセッションでは時間管理は甘めにします。シナリオ上はきっちりやる場合の細かい指針もあります。


カイミット漁港はアルフェント駅から西へ、 徒歩で片道1 時間ほどの行程です。

(現在地はグランドターミナル駅)


フリエ :「近いところから済ませたい、かな」

グロッグ :「そういやジェーン夫人。メイレンの実家についてはご存じかね?」(小声で尋ねる)

ジェーン :「網子ですから。メイレンが小さいときには遊んで上げたこともあります。私の実家とメイレンの実家は網元と網子の関係です」だいたいの場所を教えてもらえます。


バース :近いのはどこだろ

GM:港はアルフェント駅です。

グロッグ :真向いだなあ

GM:サシャ職人街はアルフェントとベラフェントの間です。

バース :わりと遠い

GM :環城線あるし!w


卵嬢 [雑談]:PL的には戦車祭りが気になるけど、そんな時期じゃないよねーみたいな(岸和田人)

なまやき [雑談]:そこかw

GM [雑談]:そんな時期です。


バース :戦車祭りはどこでやってるんですか?

GM :祭りのメイン会場は真ん中の中央公園ですね。

フリエ :そこは、PC的にも行きたいw


バース :歌声工房の場所って聞きましたっけ?

グロッグ :トライネヤ区でしたね

バース :そこが一番ちかいかな


フリエ :「アクセサリー職人さんから宝石の取り扱い先を聞いたりしてるかな?」

グロッグ :

「絵を借りたからその時の話を聞きに工房へ行くってのもありだな」


卵嬢:ログ読みなおしたら、最近浮ついた感じだった原因が気になる、かな。

グロッグ:そこですよね


グスタフ :アクセサリー屋で、メイレンかこのアクセサリーを買った人の特徴を聞いてみては?


GM :依頼の達成期限の目安情報をここで出しておきます。

事件解決に時間制限はあるか?

ジェーン「考えてはいません。全力で捜査に当たってくれると信じております。強いて贅沢を言うならば、明後日の "天誅祭" を、心から楽しめたらいいなとは思います。あのお祭りにも亡き夫との思い出があります」


バース :ではサシャ職人街にいきますか

バース :昨日からの目撃情報だけでもあればめっけもん


グロッグ :ちなみにですがGM。電車賃っていくらです?

GM:みなさんはこの依頼に合わせて、冒険者無料パスを渡されてて無料です。

グロッグ :おおー グスタフ:ありがてぇ。


フリエ :「正直、メイレンさんの目的が宝石だったのか、魔動機だったのかで全然話が違ってくると思うのよ」

「みんなはどっちだと踏んでる? 多分そこがイメージできないから、どうすればいいか目星が立たないんだと思うわ」

グロッグ :

「どっちもじゃねえか?ジェーン夫人が大事にしてたから宝石並みに大事なものと踏んでくすねたと思うぜ?」

フリエ :「なるほど。夫人への嫌がらせ的な?」

バース :「がうがう」誰かに魔動機を盗んでくるように指示されたと思う

グスタフ :「メイレンは何も知らなくて、金目のものを取ったと思ってる」

フリエ :「魔動機を持って来いって指示されたんだとしたら、その相手は魔動機の秘密を知ってるってことになる?」>バース

バース :「がう」そうかと

フリエ :「魔動機の秘密を知ってるってなると、ジェーンさんたちの過去をある程度知ってるってことになるんじゃないかな」

グスタフ :「裏にいる男?は魔導機の価値を知っていると思う。でないとわざわざ盗らないと思う。」

フリエ :「んー、そんな人って心当たりあるかしら?」>ジェーン


ジェーン :「いえ、ありません」

フリエ :「だよねー。」

ジェーン :「わたしにとって大事なものですが、それほど特別な魔動機とは思っていませんでした」

フリエ :「とすれば、ひとまず”金目の物を持ってこい”って誰かに指示されてやったって線から調べない?」>ALL

グロッグ :「そうだな。とりあえず今一番のヒントになりそうなのはこのアクセサリか、似顔絵じゃねえか?」

フリエ :「そうすると、宝石を換金する必要がなくなるんだよねー」

フリエ :「彼女の行きそうなところを聞きこんで、目撃情報からかな?みたいな」

(戦車祭りに誘導してるわけじゃぁ、決してないぞ)

グロッグ :

「となるとサシャ職人街が一番近いか?アクセサリ買っただけあるし」

グスタフ :「男?がいるとすれば、メイレンと一緒だったか、男からのプレゼントの可能性があると思う。」


GM :では、サシャ職人街にということでいいですか?


バース :環状線フリーパスを使いたくてうずうずしているらしい

フリエ :「じゃ、そっちから行ってみましょう♪」>グロッグ

グスタフ :フリーパス、良い響きだ。

「そうですね、いってみましょう」>フリエ、皆さん。

バース :GoGo

フリエ :「(鉄道はあんまりいい思い出がないんだけどねー)」

(過去に魔動列車の中で蛮族を目撃している)

バース :「がうがう」鉄道はストラスフォードの生んだ文化のきわみだな。

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