第10話 ジョブの「格」とは
ジョブ判定の時から気になってたことが一つある
それは
「天格って何!?」ってこと
度々名前が上がってる聖格やら天格は普通のジョブにもあるのかなぁ
気になる...
◇◇◇◇◇
俺は魔力操作の自主練習が終わった後、家にある図書室でジョブについて調べてた
「へぇー、ユニークジョブには格があるんだね」
調べてみたところ、格はユニークジョブ限定である規定らしい
格は上から順に
天格>神格>聖格>王格>超格>破格
になっていて、それぞれの格の人数はおおまかにいうと、世界にだいたい上から順に
1>1~10>10~30>30~50>50~100>100~200
人くらいで、多くて合計約1000人がユニークジョブを持っているんだと。
この世界の人数が大体10億人だから
上位0,001%がユニークジョブを持ってることになる...
めっちゃレアじゃん!そりゃ重宝されるわ
ちなみにライト兄さんのジョブである破格の魔女は上位0,001%
リート兄さんは速剣士で上位0,1%だから十分に我が家は優秀なのだと思う
ユニークジョブ以外のジョブは上級職と下級職にわかれていて、リート兄さんは上級職なんだよね。
その中で上級職には高格・中格・低格があって、リート兄さんは高格になってる。
高格だと速剣士や時剣士みたいな概念面が強いやつとか豪剣士や双剣士かな。
魔法職だと生命魔法士や魔装魔法士みたいな特殊なやつだったり、魔女の下位互換みたいな高位魔道士とか。
中格は炎剣士とか嵐剣士、炎魔法士や嵐魔法士。低格は火剣士とか風剣士、火魔法士や風魔法士がその例だね。
下級職は兵士か魔法使いだけしかない。
ただ全てのジョブは鍛えたり条件満たすと変わるらしいけど。
高位魔道士から皇位魔道士みたいなね
下級職は全体の90%だから、100人のうち10人以外は下級職なんだよね
だから上級職ってだけでめちゃめちゃ好待遇になる。
それこそ上級職ってだけで騎士団入りは確定できるくらい。
好待遇になるのは冒険者ギルドでも同じみたいで、冒険者が強ければ強いほど強い魔物を倒せるから積極的に上級職を取り入れてるみたい
冒険者ギルドにあるランクは
G<F<E<D<C<B<A<S
ってなっていて、Sは世界で数十人しかいないとか。それもほぼ全員ユニークジョブ保持者らしい。
それに、国の近衛騎士団団長、副団長クラスはどこの国でも王格以上が務めてるみたい。
うちの国は大国だから基本聖格以上で今は神格の剣神が務めてるそう
魔法師団も宮廷魔法師団団長、副団長たちは猛者揃いで、こちらもうちの国は神格の魔法神らしい
そう考えると、国を支えて守ってるのは実質、有能な文官とユニークジョブ保持者なんだなぁって思う。
もちろん中にはユニークじゃなくても上り詰めている人はいて、下級職で近衛騎士団に入ってる実力者もいるんだけどね
「そう考えると、俺のジョブのことが皇帝の耳に入ったら呼び出したりされそうだなぁ...」
俺のことが皇帝の耳に入る前に、めっちゃ鍛えて皇帝の要求を突っぱねられるくらいになってないとな。
「よし...そうと決まれば、魔力操作の訓練でも始めるか」
ハァ...頑張ろ
◇◇◇◇◇
「も、もう、む、り...」
バタッ、ベチャッ
この日、屋敷のとある部屋で魔力を枯渇させて気絶している子供が見つかり、誰かの悲鳴が屋敷中に響き渡ったとかなんとか。
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