応援コメント

第6話」への応援コメント


  • 編集済

    少し間が空いてしまったので再読していました。ラストまで、とてもおもしろく読みました。自分も書き物をする身として興味深かったです。一緒に同人活動をしようと、何度も喫茶店で打ち合わせ、次第に形になっていくところは、主人公に感情移入して、本当にわくわくしながら読み進めていました。自分の作品を一人でも好いてくれている人がいれば幸せ、という感覚に共感します。そんな物語の中で、春子とのやり取りがリアルな現実を突きつけるようで、この作品の重しになっているようで、特に4話の別れ話のシーンは圧巻でした。「花と月とポロロッカ」「大言壮語」を読ませていただいた後なので、よりいっそう感じ入るものがあったと思います。とにもかくにも、おもしろかった。ありがとうございました。

    作者からの返信

    @sakamonoさん

     まず、「おもしろかった」と言って頂いて嬉しいです。
     自分がこうだったらいいな(春子は除く)という妄想を骨格に書いた話で、書きながら自分でもわくわくしたことを覚えています。だからわくわくして頂いたことがことさら味を持ちます。春子はきついですよね。「重し」となっていたのなら、物語にとって重要な役割を果たせていたように思います。

     読んで頂きありがとうございます。

    真花

  • 書くことで見い出す喜びと、一人でも読んでくれることの強烈な感動が伝わってくる作品でした。

    素晴らしい作品をありがとうございました。感動で余韻に浸っています。

    作者からの返信

    華さん

     読んで頂き、ありがとうございます。
     感動を生めたこと、激しく嬉しいです。

    真花

  • 純文学に対する真花さんの思いが込められた作品ですね。
    新人賞で作品が選ばれなかった無念、別の作家が成功を手にした時の劣等感など、覚えのある感情は身につまされました。

    アキラほど熱烈な読者がいれば作者としても救われるのでしょうが、現実にはここまで支持してもらうのは難しそうですね。
    でも、1人でも作品を支持してくれる人がいれば、モチベーションを保つことは出来るのだと思います。
    作品を出し続けていれば、知らないところで誰かの心に届いているかもしれない。結末まで読んでそんなことを考えました。

    作者からの返信

    瑞樹さん

     最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
     純文学への想いを込めたら、純文学ではない作品になった、と言う自分の中では不思議な位置付けの作品です。書こうとするものと書かれる形に不一致が必要とされるのかも知れません。余談です。書き手自身以外にはあまり意味のない線引きだと思います。

    「誰かの心に届いているかもしれない」、読んで、今、泣きそうです。
     本当にその通りだと思います。でも、どうしてでしょうか、忘れかけていました。それって、作品を出す、根拠のようなものなのに、どうして、分からなくなっていました。ありがとうございます。胸にもう一度刻みます。

    真花