② 登場させるキャラクターを決める

ジャンルが決まったら次は小説に

登場させるキャラクターを決めましょう


個人的にこのキャラ作りは

人気作を作る上で2番目に

重要だと思っています。


理由としては低予算の番組でも

出演者の腕が良かったら

面白くなり人気が出るように


小説でも魅力的なキャラがいれば

日常アニメのような身近で

スケールが小さい作品でも

人気作になることができます


それだけでなく小説を書く時に

アイデアに困ることが少なくなります


簡単に言えば面白い芸人がいれば

どこでロケをしようが何をしようが

面白くなるよねということです。


キャラの構成としては単純に

過去に読んだ作品を振り返り


「この作品の〇〇と

 あの作品の△△を絡ませて

 こんな展開になったら

 面白くなりそうだな」


みたいな感じで大丈夫です。


あなたが考える理想の

オールスターを揃えましょう


注意点としては【主要人物】の人数が

多くなり過ぎないようにしましょう


10万文字の作品なら

5~6人に止めるのが無難です


理由として小説の個性は

設定ではなくキャラで作ります

https://kakuyomu.jp/works/16816452220147294723/episodes/16816700426660675271


実際にコンテストの大賞発表などで

編集者が受賞作を講評する時に

だいたい「キャラが魅力的」と

称賛しています。


人数が増えると各キャラの出番が減り

印象が薄くなりやすくなります


読者は多くの小説を

並行して読んでいるので

印象が薄いと久し振りに登場した時

「コイツ誰だっけ?」と忘れられ


特にファンタジーなど横文字の

名前の場合は男か女かも

分からなくなることがあります


なので主要人物にはできる限り

多くの役割や関係性を持たせ

人数をできる限り少なくしましょう


名前にこだわりがなければ

「名は体を表す」ように

名前をキャラのイメージ・役割に

近いものにすれば久し振りに

登場しても忘れられにくくなります


そしてラブコメのヒロインなど

どうしても必要なキャラ以外は


「大人しくて優しい優等生」

のような無難なキャラは避け


イケメンだけどドスケベで

超がつく程のバカや


才色兼備の美少女だけど

奇行を繰り返す変人のような


長所を台無しにする欠点がある

クセが強い「攻めのキャラ」

を優先的に採用しましょう。


理由としては読者に

小説をフォローしてもらうためには


「これからどうなっちゃうの!?」

を書き

「期待」させる必要があります


その読者に期待を持たせるために

一番有効な方法は


涼宮ハルヒの憂鬱でハルヒが

自己紹介であの有名な

奇天烈な自己紹介をしたような


クセの強いキャラに

をさせ


「コイツこれからいったい

 何をしでかすんだろう……」

と読者に「悪い意味での期待」

をさせること、


だから出オチ系の作品が

人気作になりやすいのです。


またSNSが発達しているように

人には面白いものを見つけたら

発信・拡散したくなる


流行の最先端にいたい

と思う習性があります。


だから読者に「拡散してください」

とお願いするのではなく


ツッコミ所がたくさんあり

読者が「拡散したい」


「おすすめレビューなどで

 ツッコまざるを得ない」

と思うような小説を書くことが

Web小説の正しい宣伝方法なのです。

(なお山下はできない模様)

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