③ プロローグ・第一章を書く

登場させるキャラクターが決まったら

タイトルやキャッチコピーを決める前に

プロローグを書きましょう


【プロローグ】

目標は読者に第1章または

最初に★を入れてもらうポイント

まで読ませることです


特に評価が低い時期には読者は

「評価されない何かがある」と疑い

「読むのを止める理由を探しながら」

読むので細心の注意が必要です


プロローグの良いところは

第1話など話の繋がりや時系列を無視して


推しキャラの活躍シーンなど

読者に一番見せたい場面を切り抜き形式で

見せることができることです


例えばラブコメなら最重要人物である

ヒロインの魅力や可愛さが存分に

発揮される場面を書く。


異世界ファンタジーのチートや

主人公最強を題材にした作品なら

主人公が爽快に無双する場面を書くなどして

読者の興味を引きましょう。


できるなら最初の5行以内に何か1つ

読者が目を離せなくなるような

想像を超える行動をキャラにさせる

またはパワーワードを入れる。


読者に「あ、これ系の作品ね」

と自分が好きな作風だとすぐ分かる


ラッキースケベを始めとする

その分野の【お約束】を入れましょう


注意点は設定や背景を全てを知る作者と

読者とでは作品の理解度に差があるので


あなたの作品の凝った設定やこだわりを

極力出さないようにしてください


「内容がよく分からない」と

ストレスを感じた瞬間に

読者は無言で離脱していきます。


頭を空っぽにして読む作品や

捻りがない作品が人気になるのは

これによる離脱者が少ないからです


世界観や設定の説明は最低限にして

「こういう仲間たちと

 こういうことをしますよ」と

伝えることに集中するのが良いでしょう


異世界ファンタジーなど

どうしても説明が必要な場合


スライムやドラゴン、

エルフ、オーク、女神など、


そのジャンルを読む読者なら

ほぼ全員知っているような用語だけを

使用するように心がけましょう


文字数は5000文字程度なら

普通に読んでもらえるようなので

目一杯活用していきましょう。


【第1章】

続いて第1章を書いていきますが

注意点はできる限り毎話神回にする

(神回はあなたの基準でオッケー)


説明回など物語や感情の起伏がない

「中だるみ」のエピソードを

2話以上続けないようにしましょう


小説の書き方の本では波のように

物語の盛り上がりのメリハリを

つけるように書いてありますが


それは最後まで読むことが前提の

「紙の本」限定の話です。


「何か最近面白くないな」と

離脱されたら即終了のWeb小説では

読者に離脱させる理由を

与えるだけなので悪手になります。


そして第1章の最後に


◆◆◆お礼・お願い◆◆◆


第1章を読んでいただきありがとうございます

もし面白いと思ったら★評価をお願いします。



など★を入れるお願いを書いて締めます


今回は今までに比べて

少し難しいと感じたかもしれませんが


これとタイトルとキャッチコピーさえ

しっかり作り上げることができれば、


宣伝しなくても更新していれば勝手に

読者に読まれて★が入るようになり

人気作になるのは時間の問題だと


気楽な気持ちで執筆できるように

なるので頑張りましょう。

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