第16話 fwaru story

透き通る海。緑が多いこの島。優しい人たち。その全てが急に消え去った。

私はここで暮らすことに決めた。マリア島。

ある日、こんな噂を耳にするようになる。

ここは[GAME]の拠点。という噂。

私は聖霊だ。[GAME]を倒さなければならない。私はこの噂を探るためいろんなところを調査した。

「ここか・・・」

私はある場所に到着した。

この島にある山。この頂上に[GAME]が潜んでいるとの情報を掴んだ。

でも何も無い。木がたくさん生えているだけ。

嘘か・・・、そう思い違う場所を探ろうとした瞬間、地面が揺れだした。

「やばい・・・」

私は戦闘態勢になる。


「聖霊の気配がしました。」


そう地中から聞こえた女の声。と地面にヒビが入り、土が盛り上がる。

私はそのまま飛ばされる。体を起こそうとすると、手が踏まれた。

「聖霊発見。」

「誰だお前・・・」

「私は[GAME]幹部トゥエルの1人。サーザンと言います。」

[GAME]幹部・・・私が追うべき敵。

サーザンは剣を持ちながら

「あなたの名前聞いときましょう」

と聞いた。

「私はファル、格闘だ。」

「格闘ですか、それならしっかり仕留めないとですね。」

サーザンはファルの手に剣を刺す。

「グワッ」

そして、腹部に剣を刺す。

「グハッ」

サーザンは片手でファルの首を掴み持ち上げた。

ファルは苦しそうにしながらもファルの手を解こうとする。

「こんなものですか。聖霊って大したことないですね。」

「・・・!」

サーザンはもう1つの手の甲をファルに向ける。

「終わりです。死ね。」

ファルは手から炎を出し、ファルの顔を炙るように炎を向ける。

「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙・・・」

サーザンはファルの様子を確認し、死んだと思い、その手を離した。

「次はサファイア。バルト島か。」

そう言って、サーザンはその場を立ち去る。

ファルはその場で倒れた。

「私は、まだ・・・まだ・・・負けてない」

私は気絶しそうになったが、

「サファイアを・・・守らないと・・・」

ファルは最後の力を振り絞り、サーザンが言っていたバルト島に向かう。

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