第9話 友達の証
20年前。
ミシリア王国。
「パスだ!ミカライ!」
男の子はボールを強く蹴った。
近くにいたもう1人の男の子はボールを取った。
「ナイス!ミカライ!」
「あー!シン前に出ろ!」
ミカライは言うと、シンは急いで前に出た。
「いくぞ!シン!」
ボールはシンに向かって、飛んでいく。
シンはボールを取ると、ゴールに向かって、強く蹴るとゴールに入った。
「やった!」
「ナイスだ!シン!」
シンとミカライのチームはみんな喜んだ。
とその時。
空が黒くなっていく。
「なんだあれ。」
シンが1番に気づいた。
すると、雷が落ちてきた。
みんな目を瞑った。数十秒経ってから目を開けるとそこには、人型の怪物がいた。獣だった。
獣はそこに居た、子どもを殺し、ミシリア王国を襲った。
遊んでいた、シンとミカライは急いで逃げようとした時、1人の女の子が転んだ。
ミカライは近くで転んだ女の子を起こすと、
「大丈夫か。ミシリア。」
「うん。大丈夫。」
シン、ミカライ、ミシリアは急いで逃げた。
あちこちで爆発音がなる中、3人は急いで路地裏に隠れた。
「なんだよあれ・・・。」
シンは言った。
「分からない。」
「怖い。」
ミシリアは恐怖で怯えていた。
そして、数時間が経って、周りが静かになった。
シンは様子を見に路地裏から大通りに出ると、崩れた建物、屋台。どうやら獣はいない。シンは安全を確認すると。
「ミカライ、ミシリア、いいぞ。」
シンは手で合図を送った。
ミカライ、ミシリアも大通りに出た。
その後、3人は別れ、家に向かったが。親はもう・・・。
もう1回3人は集まった。
「くそ!なんなんだよ、アイツら!」
「シン、ミシリア。」
ミカライは2人に提案した。
「怪物を倒そう。」
「「うん。」」
数年後。
「名前は[終わりの復讐]だ。」
シンは言った。
「いいんじゃない。」
「いいと思うよ。」
ミカライ、ミシリアは言った。
そして、10年後。
「俺は決めた。ミシリア王国をもう一度作り直す。王になる。」
「私も王になる。」
これはミカライとミシリアが決めたことだ。
シンは
「あー。俺の分も頑張ってくれ。俺は[終わりの復讐]にまだ残る。」
「それじゃあな。2人とも。」
シンはミカライとミシリアに別れを言った。
「あー。またな。」
「またね。」
ミカライ、ミシリアも言った。
「あ、そうだ、このペン持っててくれ。」
ミカライ、ミシリアに渡されたのは細長いペンだった。
「このペンは一生の友達の証。」
そして、シンは新たな仲間を探しに[終わりの復讐]を続けた。
これが[終わりの復讐]の誕生だ。
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