企画へのご参加ありがとうございました。友川 創希と申します。
ここまで読ませてもらいましたが、言葉遊び的なものがあったり、様々な文の書き方を使っていたりするなど読者を飽きさせない工夫がありとても楽しく読ませていただきました。ここの話では空の描写が鮮明に表されていてとても良かったです。
作者からの返信
ようこそいらっしゃいませ、友川さん! また、企画へ参加させていただきありがとうございます。
言葉遊びや描写についてお褒めいただき嬉しく思います。
私が言葉遊びが好きなもので、随所に色々な仕掛けをしておりますゆえ、発見された際はクスッと笑っていただければ幸いです。
キャラの対話やモノローグを主軸にしており、あまり舞台が動かない物語なため、こういう物理的な動きのある機会にはここぞと描写を細かくしたりしております。
所々に挟まれる描写で怖さを感じています(ガタガタ)
作者からの返信
ようこそいらっしゃいませ、チャーハンさん!
ホラーというほどではありませんが、彼の闇がチラ見えするように書かせていただいております。それが物語が進むにつれてどう変化していくのか、どうぞご期待ください!
>昨日と区別もつかない時間を過ごし、また同じ明日が訪れるのだろう。
>そうやって同じ事を繰り返し繰り返していき、やがては死に行く。
>俺は、果たして何のために、こうして生きているのだろうか。
私のひいお爺さんは戦中を生きた人でしたが、長命でした。
私が小学生の頃、親戚の高校生の男の子がこれと似た事を言ったら、
【そこに直れ!性根叩き直してやる!】と怒っていました。
「雨露凌いで妻子を養い、健康を保ち定年まで仕事する事が
どれ程大変な事なのか、どれ程偉大な事業なのか、
それがわからん奴は男児の風上に置けん。
平々凡々などと笑う奴にはこのわしが鉄槌を下してやる。
平凡の何が悪い。それが一番大変なのだ!」
ひいおじいさんのこの言葉は、
今も心に焼き付いています。
作者からの返信
続けてコメントいただきありがとうございます!
生きる意味とは難しいものです。何かを残せるかという事がよく言われますが、仮に残せなくても、他人の幸福を害さずに生き続けることだけで偉いというものです。
平凡、それはなかなか得難いもの。その平凡で普通な人生、残念ながら大地君からはすでに失われておりますが……根は誠実な彼ですから、きっと手を差し伸べてくれる人が現れるはずです。そう、ラブコメなのですから、それはもちろんヒロインの…………ヤス!(チガウ)
足音、窓の影……幽霊では? それにしても、いいタイミングでテレビが物騒な話題を持ち出しましたねえ。一人暮らしでこれは、さすがに怖すぎますって。
空の描写が綺麗ですね。好きだあああ。(語彙)
作者からの返信
続けてありがとうございます、さくらのあさん!
こういう事って往々にして重なるもので、偶然とは怖いものです。怪談というのは、こうした偶然の積み重ねで生まれるものかもしれませんね。
描写を褒めていただき、ありがとおおおお!
ちなみにこの風景描写の中に、ちょっとした仕掛けがあります。だいぶ先になるのですが、メインヒロインちゃんの名前を教えてもらった後(3日目⑤)に戻ってくると、ちょっとエモみを味わえるかもしれません!
黄昏の感じ方や考察、素敵ですね。
私も「逢魔が時」や「大禍時」って概念が大好物です(笑)
作者からの返信
こんにちは、enterpriseさん!
ここでは大地君から見た黄昏時(=陽から陰へ移るハザマ)が描かれており、普段は明るく振る舞う彼が良き日への懐古と共に寂寥感を覚えていることを象徴し、先行きの暗さを暗示しています。そしてさり気なく描写されている「宵の明星」、そのハザマに現れる星ですが、実はものすごく意味のあるものでして、しばらく後で解ります。
また、このような描写はしばらくすると無くなっていきまして……どういうことかお察しいただけると思います。ニヤニヤしてください(笑)
大地くん、レンチン調理シーンが似合っちゃうのが、なんとも。
そこでの心理描写が、ほんと良い味出してますよねえ。
作者からの返信
菅野さん、ご感想ありがとうございます!
お褒めいただきありがとうございます。
彼の動いているようで本質的に止まった日常、これでもかと表現してみました。
特に一人暮らしの長い人は共感いただけるかと思いますが、誰もいない静かな家で鳴る「チンッ」、妙に孤独感を覚えますよね。(今時のレンジはメロディが鳴るかもしれませんが笑)
さあ、ここから彼の止まった日常が動き出す!