死神の死神

なつみかん

第1話 設定・プロット

世界観


主人公である青年は病気の妹を救うべく、

“病死”の死神を探し出し殺すという目標を立てる。

死神とは死を司る神である為死因の数だけ死神が存在する。

故に“病死”の死神自体を殺してしまえば人が病死により死ぬ事がなくなり根本的解決になる。

そして死神を殺せば殺す程それらの死神の素材を加工して武具にも成り得る。

やがて彼は「死神の死神」として怖れられる事になる。


キャラクター


・青年


「死神の死神」と謳われ、

死神を殺し喰らう者として死神達の間で非常に怖れられている。

とはいえ実は唯の人間であり、病気の妹を救うべく“病死”の死神を探し出し殺すという目標を掲げている。


・“病死”の死神


その名の通り病死を司る死神であり、

病気で死んで逝く死者の魂を回収している。


・妹


病気で苦しみ、余命は間もなくだと告げられる。

兄の事を非常に想っており、意識不明の状態ながらもうわ言で彼の名を呼ぶ。


・“焼死”の死神


その名の通り焼死を司る死神であり、

焼死で死んで逝く死者の魂を回収している。

死神としての力は炎を使い対象を焼き尽くすというものである。

彼の炎は死者の悲哀か怨恨か、

激しさと共に静けさを感じさせる。


・”溺死“の死神


その名の通り溺死を司る死神であり、

溺れて死んで逝く死者の魂を回収している。

死神としての力は水を使い対象を包み込むというものである。

”焼死“の死神とは兄妹関係のようなものである。


・鍛冶屋


死神の素材を用いた武具を作り上げるプロフェッショナル。

半分人の姿をした死神に対しても容赦無く槌を振るう。

青年とは切っても切り離せない関係である。


・”老死“の死神


その名の通り老死を司る死神であり、

老いて死んで逝く死者の魂を回収している。

死神としての力は時間を使い対象を死に追込むというものである。

絶対的な死である老死は、全ての死の頂点ともされている。


設定


・死神


死を司る神である為死因の数だけ死神は存在する。

各死神毎に与えられた死因名。それに準じた死者の魂を回収しそれを喰らう事で生きている。


・武具


死神を素材とし作り上げる武器防具である。

”焼死“の死神を素材とした武具であれば炎にまつわる付加効果が宿る。

”溺死“の死神を素材とした武具であれば水にまつわる付加効果が宿る。


・死神の力


死神の力は途轍もないもので、空を焼き切り大陸を撃沈させ神の名を冠するだけある。

武具になれば力は弱るものの、使いこなせれば相当の実力を発揮できる。


・青年の姿


全身に包帯を巻き鎌を携えるその姿はまさに死神そのもの。

人間である彼こそが真の死神たる姿を有するのは何とも皮肉である。

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死神の死神 なつみかん @Natsumikan_write

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