登場人物紹介(六魔将+a編)
ラグナ・アルモス
学名:未登録
年齢:不明(300歳~) 種族:魔人
身長:179cm 体重:84kg
【概要】
・個人について
魔皇国における軍部の最高権力六魔将の一角にして王都周辺に在する黒曜城塞を守護する大妖魔。
魔王より「暗黒卿」の異名を賜っている。
その正体は魔族ではなく、元人間にして成れの果てである「魔人」と呼ばれる特異種族。
一介の騎士から軍最上位まで上り詰めた、魔皇国に生ける全ての者にとっての英雄的存在であり、その元人間という出自からも魔族に根付いた能力主義の思想を体現した典型例。
国家の歴史に存在したと言われている絵物語の英雄「建国騎士」と同じ名を魔王より称号として与えられた歴史上唯一の騎士である。
※ここから先、作中の根幹にかかわるネタバレにつき注意。
その正体は千年以上前に存在した国家の祖、建国騎士その人。
英傑らと共に魔族を滅びの危機から救った始まりの騎士。
二度に渡り「空間」と「時間」、双方の異常に巻き込まれた不幸な流浪者であり、何の血筋も運命も加護も持っておらず、全てを後天的に手に入れた、真なる意味での「只人」だった元異世界人の転移者である。
作中最大の被害者にして加害者、主人公兼黒幕兼ヒロイン兼師匠キャラ兼ラスボス兼……多くの属性を持つ物語におけるトリックスターの立ち位置。
性格は個人主義者というべきもの。
誰かに任せるより己自らやった方が早いという、後進の成長を妨げる過保護さがある。
魔王直属の独自戦力「黒曜騎士団」を保有。
個人戦闘においては剣術、魔術、精神耐性、騎乗術いずれも卓越しており、とりわけ剣術においては埒外の領域に存在している。
・戦闘行動について
ランダム2~3回行動。
通常攻撃のみを行う。
単体攻撃の場合攻撃力の3倍のダメージを、全体攻撃の場合1.5倍の無属性ダメージを与える。
魔術使用属性「基本・全属性(上位)」
地水火風全ての属性を上位魔術以上で行使。
体力が100パーセント未満の場合、パッシブで「自己再生」を行う。
体力が80パーセント未満の場合、黒鎧生成を行う(防御力50%上昇)
一ターンに味方による攻撃がない場合回復行動を行い、即座に体力を「全回復」、また戦闘中の半永久的「身体強化」を得る(相乗可:3回まで)
好き:酒類全般、自己強化
嫌い:奇跡、覚醒、トカゲ
【出現条件】
・アトラ大陸全域・超低確率ランダムエンカウント
・魔皇国黒曜城塞でのイベントエンカウント
【ドロップアイテム】
・鈍色の長剣(無銘) 100%
・空間石 10%
・******* 1%
サーガ・グラウ
学名:オンナタラシオニヤロウ
年齢:不明(300歳~) 種族:オーガ変異種 黒鬼
身長:195cm 体重:134kg
【概要】
・個人、或いは種族について
魔皇国における軍部の最高権力六魔将の一角にして西部方面を統括する大妖魔。
爵位は伯爵。
魔王より「黒戦鬼」の異名を賜っている。
魔皇国に在する魔族以外の種族を束ねる役割を与えられた亜人族総括。
黒鬼種はオーガの中でも特に例の少ない希少な変異個体であり、知能に特化した性質を持つが二メートル以上の体躯が通常である同族の中では小柄な場合が多いとされ、また肉体面も虚弱であるとされる。
オーガ種らしい豪胆さ、おおよそを些事と断じるおおらかさを持ち、絶倫たる精力と能力を維持し続けているが、本来オーガ種の寿命は100に満たない。
魔族、亜人族問わず多くの女性を妻に娶っており、子供は百を数える(現在も微増中)
個人戦闘においては鉄晶製の棍と数百種のスクロールを併用する。
本来虚弱な黒鬼種であるが、剛腕による攻撃はたった一撃で岩山を平地へと叩き潰す膂力を持つ。
性格は完璧主義でありながら楽観的と、相反するものが共生している。
・戦闘行動について
ランダム3回行動。
一ターンに1~2回、味方の最も体力が少ない者を対象に弱点属性のスクロールを使用する。
体力が70%未満の場合、一ターンを消費して「肉体改造」を行う(全能力値上昇:大)
好き:色事、嗜好品各種(酒、煙草、甘味)
嫌い:低能、不義理
【出現条件】
・第六章「遺跡探索」イベントエンカウント(敗北イベント)
・魔皇国西部グラウ領イベントエンカウント
【ドロップアイテム】
・黒戦鬼の大棍 100%
・ランダムスクロール三枚(高位魔術)100%
・黒鬼の鋭牙 10%
イザベラ・ローレランス
学名:マドウクロマジョ
年齢:不明(不明) 種族:最上位魔族 妖魔種
身長:171cm 体重:――kg
【概要】
・個人について
魔皇国における軍部の最高権力六魔将の一角にして南部方面を統括する大魔族。
爵位は侯爵。
魔王より「黒魔」異名を賜っている。
王都に帰属する魔術研究機関宮廷魔導士団の長。
妖魔種は魔族の中で魔術攻撃に秀でた種族であり、彼女は更にそこへ「龍種」の血族としての効果が相乗されており、こと魔術戦においては他の追随を許さない神域に存在する。
同六魔将「龍公」とは大伯父、大姪の関係にあり、非常に甘やかされている。
彼女の出自である「ローレランス」は南部シャルンドア領の領主の家系として多くの魔術研究者を輩出しているが、領発足当時は本家であるシャルンドアの分家筋であり、現在本家の血は途絶えている。
戦闘においては複数の上位、最上位魔術を同時に操り、大軍戦闘、相手を完全に封殺する戦法を行うが元が研究者としての性質上戦闘そのものの経験が少なく、本人自身も不得手としている。
性格は自由奔放かつ、気になったものは寝る間を惜しんで調査する研究者気質。
・戦闘行動について
ランダム1~4回行動。
通常攻撃が魔術ダメージを与える。
上位魔術以下の魔術攻撃を完全に無効化。
体力が50%、20%、5%未満の場合、味方全体に最大体力の50%の割合ダメージ(魔術)を与える。
好き:魔術研究、甘味
嫌い:退屈、乱暴者、朴念仁
【出現条件】
・魔皇国南部シャルンドア領イベントエンカウント
・魔皇国王都イベントエンカウント
【ドロップアイテム】
・黒魔の指揮杖 100%
・不変の外套 50%
・龍の生き血(魔) 1%
フィーア・エルドリッジ
学名:シロモトセイジョ
年齢:不明(600歳~) 種族:最上位魔族 死霊種
身長:156cm 体重:59kg
【概要】
・個人について
魔皇国の軍部最高権力六魔将の一角にして北部方面を統括する大魔族。
爵位は辺境伯。
魔王より「魔聖」の異名を賜っている。
死霊種は魔術的素養に秀でた個が死後何らかの要因で二度目の生を受けた例外的魔族であるが、生前の彼女の種族は人間種である。その為瞳の色や耳の形状など、細部で魔族とは特徴の幾つかが異なる。
六魔将においては「龍公」に次ぐ年長。
人間時代の姿は大国クロウンス王国の象徴的存在であり、人間種の歴史に伝えられる「初代聖女」その人である。が、現在は只の一個人として生きることを諭され、人間時代と現在の自身は分けて考えている。
趣味に料理や製菓があり、六魔会議に供されるそれらの製作元は彼女である。
戦闘においてはその来歴や生来の気質などから後方支援を主とし、直接戦闘に参加することはないが、過去に魔王が六魔将の強さにおいて言及した際、「龍公」と「暗黒卿」に次ぎ彼女の名が挙げられたことからも実力は極めて未知数。
性格面は極めて温和で理知的であるが、特有の頑固さも持ち合わせる。
・戦闘行動について
NO.DATA
好き:温もり、お友達
嫌い:孤独
【出現条件】
・魔皇国北部ロスライブズ領イベントエンカウント
・魔皇国王都イベントエンカウント
【ドロップアイテム】
・魔聖のペンダント 100%
・黒天竜の鱗 50%
シンシア・アインハルト
学名:アカメキシチョウ
年齢:225歳 種族:最上位魔族 有角種
身長:173cm 体重:――kg
【概要】
・個人について
魔皇国六魔将の一角にして王都王城を守護する大魔族。
魔王より「天堅」の異名を賜っている。
魔皇国王都を守護する近衛騎士団の長。
有角種は魔族の中で武術、武器術での直接戦闘に秀でた種族であり、彼女はその中でも英雄の血筋とされる武の大名門「アインハルト侯爵家」の生まれである。
黒曜騎士団副団長マーレ・アインハルトは妹であり双子の関係。
戦闘においては長剣と大盾を併用する守の姿勢に重きを置いており、こと拠点防衛においては魔皇国に並ぶもの無しと称される。
武器術、戦術など多くに精通しているが、近衛の性質である型通りの流麗な戦闘に重きを置く方針により型を大きく外れた獣染みた戦闘法などを用いる相手はやや苦手としている。
性格は実直で生真面目と評される。
六魔将の中では「魔聖」に次ぐ常識枠であり、その性格と若輩として周囲に配慮する性分が重なり割を食ってしまう事もしばしば。
・戦闘行動について
ランダム2~3回行動。
自ターン開始時に自身の最大体力の10%に相当する障壁を展開する。
体力が50%未満の場合、一ターンを消費し殲滅形態に移行(通常攻撃全体化・攻撃、防御力上昇:大)
好き:肉体強化、都市散策、甘味
嫌い:蟲系魔物、不真面目
【出現条件】
・魔皇国王都イベントエンカウント
【ドロップアイテム】
・天堅の大盾 100%
・紅晶のブレスレット 1%
アダマス・ドラコニカ
学名:イシアタマヘンクツリュウ
年齢:不明(推定2000歳) 種族:龍種 灰燼龍
身長:311cm(龍形態:測定不能) 体重:測定不能
【概要】
・個人について
魔皇国六魔将の一角にして東部方面を統括する大妖魔。
爵位は公爵。
龍種として「龍公」の名を持つ。
龍種は魔物の王とされる竜とは明確に区別される存在であり、歴史上に数える程しか発生が確認されていない希少種族である。
龍にはそれぞれ特徴とする名に「公」の字が付与された異名が充てられる事になっており、彼の名は現存する龍の中で最強という意味が込められたもの。
魔皇国建国当時より魔王に付き従う最古参であり同国内では生ける伝説として数多の逸話を持つが、本来の龍種とは他の種族が及びもつかない極地で隠遁する習性があり、何故彼が己と並ぶ長命者とはいえ、一介の魔族に忠誠を誓い続けているのかは多くの説が存在する。
同六魔将「黒魔」の祖父である「魔公」とは兄弟の関係にある。
戦闘においては剣術を主とし、その技量は埒外の領域に在する。
他の六魔将より「暗黒卿」と並び別格と称されており、大国を一夜で墜とす事など容易とさえ評されるが、反面戦闘域・射程などの広さから周囲に被害を与えないといった細かな制約がつく戦闘を苦手としている。
・戦闘行動について
通常攻撃が全体攻撃。
残り体力30%時、一度のみ「第二形態:龍化」を行う(体力全回復・全能力上昇:特大)
好き:甘味、茶
嫌い:小童
【出現条件】
・魔皇国王都地下イベントエンカウント。
【ドロップアイテム】
・龍の生き血 100%
・龍公の逆鱗 1%
エリュシオン
学名:キョクトウミニマオウ
年齢:不明(推定2000歳) 種族:最上位魔族 魔王種
身長:168cm(?) 体重:64kg(?)
【概要】
・個人について
魔皇国エリュシオンの絶対君主「魔王」
自他共に認める最強の魔族であり、悠久の時の中であらゆる弱点を滅した只の
魔族の中でも歴史の闇に消えた絶滅種「吸血種」、その最後の一個体であり、祖たる魔神「淵冥神」の血を色濃く受け継いだ伝説の大魔族。
吸血種はかつて月の氏族とも呼称された存在であり、銀の髪に紅の瞳、尖った長耳と透き通る白い肌を特徴とするが、最も象徴的なのは「魔族」に該当する種を統率、支配する能力である。
本編における魔王は能力主義の在り方と長き寿命を持つ魔族に在っても桁外れの長命者であり、同族からは定命を超えた一種の神として崇められている。
性格は気儘我が儘成すがまま。
自由気儘かつ奔放で飽き性であるが、同時に「魔皇国の民」であるならば種族や思想に依らず己が子として慈愛の情を向ける愛の深さを持ち、嘘偽りなく全ての民の顔と名を記憶している。
戦闘においては白兵、魔術戦、戦術立案ともに卓越しており、とりわけ魔術に関しては現存するものから失われた古代魔術まで数多の大魔術に精通している。
世界で唯一となる完全な「空間魔法」の使い手であり、固定、裁断、移動、召喚など多くの特異技能を有する。
・戦闘行動について
ランダム三回行動。
魔術行使時、魔力を消費しない。
上位魔術以下の魔術攻撃を無効化、最上位魔術を確率で無効化。
物理ダメージを確率で無効化。
通常攻撃が物理、魔術ダメージを50%ずつ与え、全ての攻撃が全体攻撃となる。
体力が80%以下の場合、殲滅形態に移行(攻撃力上昇(大)
体力が60%以下の場合、行動を1消費しストックを得るようになる(次ターン+1回行動)
体力が50%以下の場合、行動を1消費し先制を得るようになる。
体力が30%以下の場合、「空間魔法」を行使するようになる。
使用魔術「基本・全属性(最上位)」
地水火風全ての属性を最上位魔術以上で行使。
好き:甘味、国民、無茶ぶり、読み聞かせ
嫌い:任務行ったきり帰ってこない馬鹿
【出現条件】
・クリア後(特殊戦闘)
【ドロップアイテム】
・空間石(指定ターン以内に撃破:初クリア) 100%
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