第24話:終わりを始めよう!




 教国の中央へ戻ってきて最初の朝。

 とても良い目覚めだった。

 疲れ切った身体も、涙も、心の淀みも……僕達がこの一年で積み重ねてきた成果に比例するようにして溜まっていたモノが、全て出ていったかのような心地良さ。

 そして、優しい温もり。

 

 ……あーー。

 横たわったまま、心地良さに寝返りを打ち。

 隣に目を移して現実に引き戻されたのは、また別の話だけど。

 

 それよりも、昨日の答え合わせと行くべきで。



「―――ね?」

「……………」



 扉をノックしても反応ないし。

 声を掛けても返事がないし。

 じゃあしょうがないと、かつて教わった師匠の72通りある宴会芸の一つ―――ピッキングを行使。


 扉の向こう側に広がった光景を美緒と伺う。



「―――んぅ……んん……んぇぇ」

「―――さむ……ぅぅ」

 

 

 ベッドのヘリにもたれるようにして床に座る康太と、その腕の中にすっぽり収まる春香。

 前後でミノムシみたいに眠る二人の周りには大きな掛け布団が巻かれ、周囲にはトランプがバラバラと散乱している。

 150センチ前半の春香と、170後半の康太。

 絶妙な身長差から来る絶妙な……絵になる光景。


 まぁ、あの二人が素面でこんな恥ずかしい事できる筈もないし。

 すぐ傍にもう一つ毛布が転がっている所を見るに、大方遊んだまま寝落ちといった所だろう。


 で、朝方の寒気にやられたらしい春香が無意識にあったかい場所を求めてそこへ潜り込み、それでも飽き足らず布団を独り占めに掛かり。

 康太は、色々と失い始めてる。

 現在進行で、布団を剥がれてってる。


 領土問題ってこんな感じだろう。



「なるほど。それでこんな状態に……―――いえ。そうはならないのでは?」

「でもなってるし……」



 春香って寝相凄く悪いし。

 寝ぼけてると夢遊病の域で行動し始めるし、然もありなん。



「美緒。カメラあったっけ?」

「忘れてきました。あちらの世界に」



 それは残念。

 でも、何かもっと欲しいよね。

 康太を裸にひん剥いておくとか。

 起きた時に二人がパニックになるような、全力で弁明に掛かるような、もう一押しといった何かが欲しい。



「―――んぅぅ……、ダメ……これ、あたし、の」

「よこしな、さい」

「アイスのこー、んなら、いいよ」

「そこ……は。舐める所じゃ、ありません」



「会話が成立してますね」



 どんな夢よ。

 絶対同じじゃない筈なのにどうして成立してるの?

 むしろどんな夢を見てるの?



「どうする? 面白いからもっと見ておく?」

「流石に時間がありませんからね。起こしましょう」



 だよね。

 今日のお昼までは自由な時間という事は、逆を返せばその時になったらすぐ選択を迫られるかもしれないという事なんだから。

 今に腰に手を当てて息をついた美緒は、散乱したトランプを回収。

 そのまま声を掛けつつ、二人の布団を奪いに掛かる。


 完全にお母さんだ。



「お二人共、朝ですよ。起きてください」



 ………。

 ……………。



「んぇ~~」

「……うぇ。ねっむ……」



 起こした。

 寝ぼけたまま頑なに布団を奪い返そうとする春香の抵抗には大分苦労したけど。

 でも、ある程度目覚めてはきたみたいだからまだ意思疎通自体は可能。


 むしろ、何でも言う事聞いてくれる状態だ。



「さ、真面目な話するから。あーん」

「「?」」



 話しかけると、まだ寝ぼけたままらしい二人は何の疑いもなく口を開く。

 そこへ袋から取り出したソレをポイっと。



「……―――ん?」

「……―――む?」



 放り込んだのは、主に冒険者が気付けに使う丸薬。

 市場や薬屋とかでも普通に売ってる。

 回復薬のような治癒効果もなければ、特にこれといった特異な能力はないけど、ただひたすらに苦くてすっぱくて、コーヒーなんかより余程シャキリと効果がある目覚ましだ。


 名を―――、ハッパ。

 魔物の生態に関する研究の他、薬学にも精通していたとされる聖者リサ・オノデラが開発したもので。

 名前だけ聞くと隠語感がある。

 葉っぱの丸薬って命名そのままだし。

 名前に関しては案外無頓着な人だったのかな。



「「~~~~~ッ!!」」

「はい、白湯」



 二人はすぐさま口をバッテンにして顔を顰めるけど、食べたものを吐き出すような性格でもないのでそのまま飲み下し……と。



「準備できました、先生」

「よろしいです。では、始めましょう。保留にしていた、これからの事についてです」

「うぃーー……」

「スパルタぁ……」



 ようやく素に戻ってきた、と。

 正気に戻ってきた康太と春香が、何故一緒の部屋にいるのかと問われて全力弁明する時間もあったけど。


 落ち着いたところで、美緒が始めに掛かる。

 回り道こそあったけど、ここからは真面目な話だ。



 ………。

 ……………。

 


「多分、その辺も聞かれるとは思うけどさ? ―――まぁ、帰るのは論外でしょ? あたしら」

「ん。それはそう」

「じゃあ、方針はこれまで通りと考えて……、取り敢えず、ロシェロさんに何を話すかだね。あと、教国を出た後の事も考えなきゃだし。普通にゆっくりもしてられないよ」



 昨日の件もあり、最初にソレを言い出した春香の顔に陰りはない。

 こうなった以上、すべて解決するまでは帰らない、帰れないというのも全員の共通認識だ。


 でも。

 そうなって来ると、これから僕たちはどうするべきかという話にもなり。


 これまでは、導いてくれる人が居た。

 僕達を護り、どんな時でも先へ先導してくれる人が。

 国同士の関係性や、現状の立ち回り……多くを相手にして行動するしるべを与えてくれた人がいた。


 けど……、今は違う。

 これまでの世界情勢より遥かに緊迫した状況下で国家単位を相手にしつつ、僕達自身が考えなければならない。

  


「どの人間国家にも、大陸議会に関する通達は行きます。詳しい状況も理解している筈でしょう。ギルドが統制を取るにしても、少し無理があるとは思いますね」


 

 如何にリザさん達でも、全ての国家を完全に御する事は出来ない。

 冒険者にどれだけ強い人達がいたとて、彼等自身は自由な存在だし、もし仮に最上位冒険者全員がギルドの為に動いたとしても、出来て大国を一つや二つ完全に封殺できる程度だろう。


 ―――いや、それでも十分頭おかしいけどさ。


 勿論、リザさん達もそれは見越している筈。

 恐らく、暫くはそういった先んじて動き出しそうな野心のある、それでいて大きな発言力のある大国を止めに掛かる筈だ。

 ……あの人が明言したという、戦争までの猶予期間は一年だけど。


 それまでに人界がどう出るか。

 かなり難しい所だと言えるだろう。



「……あのさ。その話聞いて思ったんだけど……、ないとは思うんだけど、さ? どっかが独断せんこーとか……流石にしないよね? 勝手にまこうここくとつにゅーー……って」

「……いや。流石にそりゃ」

「―――分からないですよ」

「「え?」」

「結局さ? 人界側が求めてるのって、魔族を討滅した後の利権だと思うんだ」



 美緒と僕はそういうのに対応する担当だから、色々考えたりしたけど。

 多分、一部の国家はむしろこれを好機と捉えている可能性が高いんだ。


 大戦ともなれば、人界の大多数が団結して魔族討伐へ動く。

 一般人から見た最上位冒険者への認識然り、数を頼みにすれば或いは……と。

 数の差から、勝ち馬に乗れていると考えていることもあるわけで。


 それに加え、大陸東側の未開拓な領域。

 そして、莫大な資源。


 特に、国家間のパワーバランスを左右しかねない大陸随一の希少金属たる鉄晶エルシディアの鉱脈。

 手を伸ばしたくない国家なんて存在しない。


 

「東側は凄く資源が豊富だって昔から言われてるらしいし、むしろ―――ね?」

「特に、六魔将エルドリッジの領域。北部は貴金属類の宝庫とされていて、現在でも多くの冒険者が国家から非正規に依頼を受け、探査に乗り出しています。昔のモルガンさんではないですけど、ただ魔族は強いとだけ伝え聞いているだけの人界国家が我先にと侵攻しないとは……」



 冒険者ギルドは魔物狩りの専門であると同時に、魔族に対する研究も抜きんでている。

 逆に、大陸の調査をギルドへ完全に委託している国々は直接魔族というものを見た事もなけば、不確かな伝聞すら鵜呑みにしている節がある。


 遭遇がないのは当然と言えば当然だけど。

 より中央で手厚く守られている層など、魔族は夢物語の存在だとすら思っていると。


 だから、本当に。

 彼等が、早期に戦争を望むこと……それこそが怖いんだ。


 勝てる筈がないから。

 そもそも、そんな戦力が人類側の何処かの国家に存在するなら、もうとっくの昔に人間の領土は併呑されて覇権国家と言うべきものは存在しているだろうし、魔皇国も動いている。

 この現状が、全てを語っている。


 犠牲になるのは、従うしかない兵士。

 悲しむのは一般人たるその家族。

 領土や、仕事……生活。

 国単位が多少の利益を得られたとて、大多数の人たちはそれを大きく実感し、喜びとして享受する事は殆どないだろう。



「―――やっぱりさ。理に適ってると思うんだ、勇者って」



 ゲームに語られる勇者って、言ってしまえば暗殺者とか鉄砲玉の類でしょ?

 少人数で敵地へ潜入して、総大将の首を取るって。

 多分そんな感じでしょ?


 まさに、僕達が求めるもので。 



「―――あーー、陸様? 滅茶苦茶物騒なこと言ってる自覚……。つまり、アレか? 俺たちでコッソリ魔皇国の首都まで行って、魔王を説得する……ってコトだよな?」

「勿論、リザさん達も巻き込んで、ね。あと一階の賢者さん」

「ロシェロさん、やっぱツええかな」

「リディアさんの師匠だよ? やべぇぇに決まってんじゃん」



 そうそう。

 本人も、昨日の会話で今の僕達なら~~とか普通に言ってたし。

 最上位クラスは確実だろう。

 宣戦布告の内容にあった、「人界最高の戦力」というのもあるし、それ以上に賢者が持っている知識は破格。

 一々図書館へ駆け込むより、建物ごと持っていくのが一番都合がいい。



「というわけで。もう、それしかないよね?」

「「異議なし」」



 考えは纏まった。

 是が非でも、ロシェロさんには僕たちの旅へ同行してもらう。



「―――では。これの出番ですね」

「「……………」」



 人間は、実は朝起きてから暫くの間が一番頭が働くという。

 これは、最も冴え渡った状態での会議だ。


 会話の終着に合わせて美緒が取り出したのは……ここへ来るにあたっての、最終兵器と言うべきもので。

 まず僕達がすべきは、あの人の説得。

 

 そして、差し当たっては……。

 どうやって彼女が用意してくれるだろう試練を乗り切るか、だ。




   ◇




「はぁい、おはようです。昨晩はお楽しみでしたねーー」



 さて。

 教えたのは誰だ。

 一人しかいないけどさ。


 四人で一階へ降りると、ロシェロさんは昨日のようなエプロンと三角巾を付けた状態で厨房とホールを行ったり来たりしていた。

 といっても、お客さんはいなくて。

 あちこちにあったテーブルと椅子も、今や一際大きな円形がただ一つ……席は五つだけ。

 その上には、大量の……。



「ご飯、? 冒険家ですし、沢山食べる筈ですよね、皆さんも」



 ―――試練、ゴハン。

 卓上に並べられたのは、色とりどりで宝石箱と見紛うような料理の数々。

 本当に色とりどりで。

 肉に魚に野菜に果物……乳製品なども添えてバランスも良い。

 そして、全て七色でとっても綺麗。

 早い話が、明らかに彩りが多すぎて違和感のある食事だ。


 沢山の果物を乗せたスイーツならともかく、全ての料理が―――全部の品物が七色とか、絶対おかしいよね。

 あと、匂いが……ががが。

 導かれるままに席に就くけど、そこから先があまりに遠い。

 玉座の間に着いてから四天王と四連戦させられてる気分だ。



「……んぅ? 食べないんです?」

「「……………」」



 いや、ヤバいって。

 


「……あの、ロシェロさん。この、魚は……?」

「デビフィッシュの肉詰めですーー」

「肉づ……、さかなに? ―――ってか果物つまってますけど」

「あ、分かりますー? 隠し味に庭で取れたチーゴを入れたんですよ。肉、魚、野菜をバランスよく。ご飯の基本ですねーー」

「かく、し……あじ?」



 地獄かな。 

 

 かくれんぼのルール知ってる?



「なんつうか……へへッ。独創的、っすね」

「えへへーー」

「始めて来た時の……、あのデザート。あれとは毛色がちがうっつうか―――何か毛入ってません?」

「今朝市場で丸々一頭仕入れてきましたからねー。解体も私が」

「……あーー」

「そうですね。やっぱり、デザートはデザートですからーー。お腹は膨らませられませんし……」



 ………。

 理解した……多分、そういう事だ。

 ロシェロさんの認識だと、料理はあらゆる食材が混在していて当然だし、デザートとかも色とりどりのフルーツで構成されているのが当然なんだろう。

 ジュースとかも、またしかり。

 だからあまりに落差がある。

 料理に関しては一つに全部詰めようとするから地獄が出来るし、デザートに関してはデザートにしか使わないような食材かつ、カラフルに作ろうとするから天国が生まれる。


 思えば、あの時食べたのもそんな感じだった。

 どちらも、なるべくして美味しくなるし、なるべくしてゲテモノになってるだけなんだ。



「ん~~」



 で、本人多分味覚が狂ってる。

 エルフだからってワケじゃないよね?

 


「―――さて、と」



「では、伺いましょうか。幸いな事にここは教国。勇者召喚、送還ともにおっけーでおあつらえ向きな場所ですけど」



 拷も―――もとい、食事が一段落する頃。

 綺麗に肉のなくなった魚の頭の上にフルーツの外皮を乗せた彼女が切り出す。



 ………。

 ……………。

 

 もしかして。

 僕達の出した答えが彼女のお眼鏡に適わない内容なら、纏めて教皇庁聖廟の召喚方陣にポイポイポイーー……とかされちゃったり?


 ホントの強制送還。



「皆さんは、どうしたいですか? この世界で。或いは、元の世界で。何を、したいですか?」

「「……………」」


「ロシェロさん」

「はいーー」

「まず、こちらに目を通して頂けませんか?」

「―――……お?」



 暫し、沈黙の流れた空間。

 その中で、美緒が白地の封筒をロシェロさんへと差し出す。


 まだ紅の封蝋がされている状態のそれは、手紙。

 依頼を正式に受理した時、リザさんから託されたもので……もし本当に「賢者ティアナ」と出会うことが出来たら渡して欲しいと言われたものだ。



「お手紙、ですか。……ほう?」



 彼女は、受け取った封筒の封蝋……冒険者ギルドの紋様をマジマジと見詰めた後ソレを開き、そのまま読み始め……。

 読み始めた段階で、すぐに目を止める。

 ………。

 どうして、だったのかな。



「―――――ですか。ですか、ですか……」



 一度は顔を上げて。

 それで、また視線を落としてソレを読み進めている様子だった彼女は。

 やがて、感じ入るように、深く、深く息を吐き出して……。

 そして……、微笑んだ。



「―――大陸ギルド総長。リザンテラ・ユスターウァさま、ですか……。ふふッ。成程、確かに」



 彼女は、僕達へと向き直り。

 やや目を伏せるようにして、口を開く。



「やっぱり、変わらないんですか? 皆さんの気持ちも」

「……あの。スミマセン。俺たち、その手紙の中身は知らないんすけど」

「変わらないのかっていわれたら、はい。あたし達、多分何言われても変わらないと思いますね、やっぱり」



 だって、決めてしまった事だから。

 それこそが、僕達がやりたい事だから。



「ロシェロさん、お願いします……! 一緒に来てもらえませんか! 僕達、もっと―――もっと強くならなきゃいけないんです!!」 

「先生を。あの人の前に、立たなきゃいけないんです」



 殴りに行きたいのも本当。

 話がしたいのも本当。

 戦争を止めたいのも―――また、一緒に笑い合いたいのも。


 全部、全部本当だから。

 その為に、強くならなきゃいけないから。

 リザさん達にも、約束したんだから。



 ………。

 ……………。



「だから、無謀にも彼等と戦う、と? 無理です。今のあなた達には、まず不可能ですねー」

「……ッ」

「逆立ちどころか、天地が引っ繰り返っても勝てません。皆さんは、本当の彼等の力をまるで分かってないんです」



「それなのに、猶予は一年―――以内、なんて」

「むり……、です?」

「はい、無理です。死にます。私達でさえ、黒魔や黒戦鬼―――彼等と対等に戦うに至るまで、その何倍も戦い続けたんですよ? たった一年ぽっちで、勝てるわけないじゃないですか。私が、皆さんをそんな危ない場所へ行くのに……増して、冥界への特急券を渡す役割を、引き受けると思いますか?」



 ………。

 ……………。



「普通なら、ですけどね」

「「―――え?」」



 やはり断られるか、と。

 でも、それでも……と、僕達が食い下がるよりずっと早く。


 彼女は立ち上がる。



「正直、皆さんが来た時から覚悟はしてました。それに―――流石に、皆さんと手紙に同時に乞われたら、了承しないわけにはいかないじゃないですか」



 果たして、それには何が書かれていたのか。

 彼女は片手の手紙をヒラヒラと振り。



「……幸いな事に、此処にいるのは彼を良く知り、その性質を、戦いを、果てなき強さを存分に理解した賢者さん。そして、彼に全ての技術を授かった最高の弟子―――勇者にして冒険者たるあなたたち」

「……………!」

「なれば、他の六魔将はともかく。彼単身を撃破する可能性を、0から1へ上げる事は出来ます」



「勿論、努力次第ではそれ以上にも、です」



 魔皇国そのものを、ではなく。

 あの人だけに対抗する為の手段を……特攻の力を。



「……それって、所謂」

「メタってやつだな」

「そう、メタです。めっためたのぎったんぎったんにしてあげましょーー!!」




「そのためには、を手に入れる必要があります! 絶対条件ですよ!!」


 


 ……勇者の遺産。

 その単語は、旅の中で幾度か聞いたことがある。


 それがある場所も、だ。 



「―――グロリア迷宮」

「えぇ、その通り」



 大陸最難関にして、アトラ大陸に残された最後にして最大の秘境。

 前人未踏とされる、伝説の大迷宮……深淵に最も近き大空洞。

 考え続けていた次に目指す場所がアッサリ決まったわけで。



「えぇ、良いですとも! 今度は、私が師として―――いえ、助言者として。貴方達四人へ、徹底的に彼を倒すための力を授けましょう!」

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