第23話 友達づくり
共学の学校、
しかし圧倒的に女子が多い為
女子クラスが三組あった内の一クラスに冬美はいた。
同じ中学校の人が誰もいないし、話しかける勇気もなかった。
そんな時、前の席の松山さんから話かけられていた。
ある日、松山さんが
「私の友達や先輩を紹介するよ」と
別のクラスに連れていってくれた。
一見、怖そうな人達が集まっていたので冬美はヤバいと思った
が、話をしてみたら優しい人ばかりだった。
しかし、
彼氏がスポーツカーに乗っている話や、単車の後ろに乗せてもらった話などばかりで、まったく興味が無い冬美は自分の居場所はここじゃないと思い始めていた。
その後は、
誘われるとトイレに行くとか、
用事があると言ったりして断るようになったら誘われなくなった。
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
これからどうしようかなと考えていたら、教室の隅に二人組を見つけて何となく話かけてみた。
「二人は同じ中学なの?」突然話かけられた二人はびっくりしたようだった。
少しずつ話をしていったら、自分と同じ漫画好きと知ってとてもうれしい
冬美であった。
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