「私」が、名古屋のスカイボードを見上げながら思うのは、自分の半生の中の分岐点たち。一人の半生が、恐らく作者の体験も反映されている為でしょう、存分に生々しく描かれています。生きていく上で辛いことや苦しいことはたくさん起きますが、悩みながら道を選び取っていくのだと思いました。