応援コメント

12月8日【あかりとり】」への応援コメント

  • 実浦くんが女の子の荷物を少し持ってあげたところで、涙が出そうになりました。
    女の子は、美しい光をとどめておきたいんですね。せめて、自分の心の中で、いつでも思い出せるように。実浦くんはその重さを少し、ほんの少しかもしれないけど、肩代わりしたんですね。

    「〜みたい」と言うのは失礼な物言いになることもあるのではと思っているのですが、どうにも意図的ではないかと感じるので言ってしまいますが、どうしても『銀河鉄道の夜』の、あの仄暗く輝く美しい旅を思い出してしまいます。
    (失礼でしたら本当にごめんなさい)
    実浦くんがこの夜の国の中で何を見付けるのか、何に気付くのか、見守っていこうと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    一人で何もかも背負うのはあまりにつらく、たとえ完全に身軽にはなれずとも、少しでも一緒に背負ってくれる誰かがいることは幸福だと思っています。

    ご推察の通り、この作品は『銀河鉄道の夜』をオマージュするつもりで書いています。
    偉大な作品のほんのわずかでも、あの美しさをここに表すことが出来ればと思いながら…

    これからも、どうぞ夜の旅にお付き合いいただけますと幸いです。