第203話 【番外編】葵の上奇譚/現代編

※二人の転生前のプロフ


※次回からしばらく現代編です。(内容的には、最終的に、平安時代の本編とつながります)葵ちゃんと花音ちゃんの転生前のプロフ。


 *


〈転生した二人の転生前のプロフ〉


東山葵ひがしやまあおい/19歳


・あだ名:歩く食事管理アプリ、昭和の苦学生。


・電車で関西の大学に通う大阪のたみ、大学一回生、外国語学部。


・身長:173cm。スリーサイズ、B92cm、W55cm、H91cm、体脂肪率16%、前下がりの黒髪ボブヘア。合氣道部所属。


・愛車:入学祝いに買ってもらったセール品のカーキ色の大きなカゴのついた自転車と、お下がりのスーパーカブ50。


・所持資格:合氣道2段、原付免許、算盤そろばんの珠算検定初段。


・趣味:筋トレと長風呂。


・座右の銘:『虚仮の一念岩をも通す』(※強い信念で物事に当たれば、どんなことでも成し遂げることができる)


・好きなもの:お好み焼き、割引シールの貼ってある果物。


・嫌いなもの:ネギと卑怯者。


・怖いもの:高いところと投資。


・転生してからの悩み:光源氏がどんどんウザくなっていく。



神道花音しんどうかのん/20歳


・あだ名:時空を超えたナチュラリスト、運用法の女神、イナゴ、令和の相場師。


・進学に伴い関西にやってきた九州のたみ。大学の近くにある豪華なワンルームマンションから通学している大学一回生、芸術学部。


・身長:178cm。スリーサイズ、B93cm、W56cm、H90cm、体脂肪率15%、腰まである黒髪スーパーロングヘア。少林寺拳法部所属。


・所持資格:少林寺拳法2段、大型二輪免許、普通免許、二級ボイラー技士。


・愛車:ドゥカティのモンスター1100Sと、光岡自動車のロックスター。


・趣味:超自然派生活と、バイクや車に乗ってコストコにツーリングやドライブに行くこと。ビットコインなどの投資。


・座右の銘:『断じて行えば鬼神もこれをく』(※固い決意をもって断行すれば、なにものも、それを妨げることはできない)


・好きなもの:お好み焼き、食べ放題のお店、冷凍ミカン。


・嫌いなもの:読書と卑怯者。


・怖いもの:合成洗剤。


・転生してからの悩み:元の世界に置いてきたバイクと車のエンジンと車検。


※二人が黒髪なのは、単なる面倒くさがりだからでした。笑



 *



『現代編小話/働く二人』


葵「バイトをしたい? 必要もないのに?」今日も今日とて部活の隙間にできる日払いのバイトをスマホで選んでいる。


花「後学のために是非!」学費その他、すべての支払いをビットコイン等の投資で稼ぐ女。でも葵ちゃんの日替わりバイトに興味津々。


葵「まあいいけど……」今日のバイトに連れて行くことになった。


花「す、凄い!」貸し作業着に着替えて、今日のバイト先の工場の中へ。


葵「ほら足を止めな!!」ラムネの詰まったガラス瓶を、ひたすらケースに入れて運ぶバイト。


花「……このお金、絶対に使わずに飾っておく! バイバーイ!」翌朝、給料袋を持って、色々と感動しているのでした。


葵「使わないお金なんて稼いでどうするのだろう?」葵ちゃんは切れかけの定期代にしていました。


 そしてそんな疑問は、大学で通りかかった知り合いの教授に、この間の荷物運びのお礼だと食堂の食券をもらった嬉しさで、すぐに忘れた葵ちゃんでした。笑


※次回、番外編 源氏物語現代奇譚/クロスオーバーする青春です。


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