第614話 【ただの呟き定期】作者の記者会見場はこちらですが、スルー推奨です【読んだら、なんか損した気分になれる】

 拙作に600話以上も付き合ってくださっておられる、稀有な読者様。

 今、あなたの心に直接語り掛けております。


 作者の五木友人でございます。ごきげんよう。


 8章が終わりまして、とりあえず釈明と謝罪の必要性を強く感じた次第でございます。


 まず、8章長ぇんだよ!! と思われた皆様。

 大変申し訳ございません。



 私もそう思いながら書いておりました。



 ですが、ちょいとお待ちくださいませ。

 言い訳をさせてください。


 前回、7章の呟きで申し上げましたが、拙作はアトミルカ殲滅編で幕を閉じる予定だったのです。

 そこを「よぉし、おじさんもう少し書いちゃうぞ!!」などとハッスルした。

 ここまでは良しとしましょう。


 ですが、プロットがなかったのです。


 だって、終わる予定だったんですもん。

 伏線は全部回収し切ってましたし、敵キャラに転用できそうなのはじじいばっかり。


 ただでさえおっさんしか出てこなかった拙作が、じじいにステージダウンするとか、これはもうただのノーロープバンジーです。

 苦肉の策で「若返り」と言う設定を出しましたが、これがもうね、全然敵の陣容が決まらないんです。


 そのため、ハーパーくんを引っ張りまくったり、復活怪人システムでかつての微妙な敵で尺を稼いだりしておりました。

 しかし、読者様の作品を見る目は素晴らしい。



 1か月で1日あたりのPVが3000くらい減りました(゚∀゚)



 「ここで終わる予定だったんですけどぉ、後付け設定で続き書きますぅ!!」とアホな事を言ったものですから、撤収は正しいご判断。

 ですが、なんだかちょっぴり寂しい気持ちにもなりました。


 ようやく先の展開も固まって来たのですが、「どうせおっぱい、おっぱい連呼するんやろ?」とか「元から少ないヒロインをポンコツにしていくんやろ?」と言う呆れたお声が聞こえてきます。

 私はここでハッキリと宣言しておきたいと思います。



 だいたい仰る通りですが、なにか?



 お言葉ですが、皆様。

 もう今の拙作からおっぱいとセクハラ取り除いたらですよ?


 残るのはおっさんとじいさんだけですよ?

 それをご覧になりたいですか?


 私は描きたくないなぁ!!


 ですが、少しくらいは反省しておりますので、ちょっとヒロイン候補の新キャラを出してみたりと、読者様に「逃げんとってぇ!!」と媚びへつらう、失礼しました、読者様に楽しんで頂けるギミックをご用意しております。


 いや、まあ、おっぱいの話するんですけどね。


 今さら路線変更など無理なのです。

 演歌で栄華を築いたあとに限界突破サバイバーでさらに輝いた氷川きよしさんがおかしいのです。


 謎の民謡を歌っていた拙作には、ポップスもロックもパンクもメタルもバラードもラブソングも演歌も無理なのです。

 「日本語だよ!」と言う部分くらいしかアピールポイントのない、謎の民謡をビブラート利かせまくって歌うしかないのです。


 そのビブラートも堂本剛くんみたいに綺麗なヤツではなく、おっさんが腹にマッサージ機(健全なヤツ)を押し当てられて「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」とだみ声を響かせる聞くに堪えない汚いヤツです。


 カクヨムにやって来た際に「作家としての腕を上げるため、荒波に揉まれに来ました!!」などと宣いましたが、今ではおっぱい揉むのに必死です。

 どこで間違えたのでしょうか。


 私は何の腕を上げようとしているのでしょうか。

 誰か教えてください。


 犯罪係数が上がりそうです。



◆◇◆◇◆◇◆◇



 そう言えばですね。


 これは大事な連絡事項です。


 来る10月28日にスターツ出版さんのグラストNOVELと言うレーベルから私の新作が出るんです。

 久しぶりの書籍ですので、発売が近づいてきたら間違いなく物語ぶった切って宣伝すると思います。


 そーゆうとこやぞ! とツッコミが聞こえますね。


 ですが、私も2年ぶりの書籍化です。

 おっさんに余裕なんてないのです。


 昨年、鼻毛抜いたら3本全部が白かった、あの時。


 ああ。私に残された時間は少ないぞ。と、確信したのです。


 そもそも、ほぼおっさん状態でデビューした私は初登板の時点でベテランの年齢だったので、いい加減何かしらの結果を出さないと、このままでは「趣味でおっぱい連呼するおっさん」として生きていくしか道はなくなります。



 なにそれ、むちゃくちゃ楽しそうですね。



 けれども、兼業作家は体力が切れた時が終わりの時。

 まだギリギリどうにかなっておりますが、同級生にはハゲ散らかったりデブ散らかったりする者がチラホラどころか結構な数出現するようになってきました。


 私、昔から地毛が茶色いので定期的に黒く染めていたのですが、ヤメましたからね。

 ガラが悪くなる? 知るか! ハゲたくないんじゃ!!

 体力が尽きるか、毛根が諦めるか、執筆の情熱が消えるか。


 悲愴なチキンレースは既に始まっているのです。


 親戚の女子中学生が「カラオケ行ったらさー! バンプオブチキンとかポルノグラフィティばっか歌う子いてさー! 懐メロ嫌いじゃないけど、あたしら生まれる前の曲だよ?」と言って笑っておりまして。


 身震いしました。

 おしっこ我慢してたら危なかったです。



 嘘やろ。え? あたいのカラオケの十八番、君が受精卵になる前の曲なん?



 もう何の話をしているのか分からなくなってきました。

 現在、午前4時です。


 来年は多分大丈夫ですが、3年、いや5年くらい経った頃、この時間に「おっぱいがさー!」「鼻毛が白くなってさー!!」などとふざけていられる保証はないのです。


 そんな保証よりも、私はもっと素敵な未来の保証が欲しいのですが。


 大学時代の同期に3人目の子供が生まれました。

 しかも、2家族にです。1ヶ月差でした。


 JCBギフト券を贈りました。

 「お前の子供が生まれたらさ、3倍にして祝ってやるからな!!」と返礼品に添えられていた手紙に書いてありましたが、君たちは全然分かってない。


 「あれ? 今週、仕事以外だと年配の方としか喋ってねぇぞ? あと母ちゃん!!」なループを4回続けた時の虚しさ。

 それね、もう1か月なんですよ。


 親戚の女子中学生に「ねー。ラインって分かる?」「Twitterって読める?」と草生やされる年になってこの体たらく。


 いや、知っとるわい!! Twitterで毎日「更新しました!!」とか毒にも薬にもならぬ呟きしとるわい!! ヤマト運輸のラインで出来る受け取り時間変更サービス、むっちゃ便利や!! こないだなんか知らない人から「コンビニでカード買って来て!」ってライン来ましたもんね。


 猫のスタンプ20連投してやりました。


 そんな私に、同期たちは言うのです。

 「お前が子供産んだら、5万は包むからよ! へへっ!」と。



 君たちは、私をピッコロ大魔王か何かと思っているのかな?

 相手がいないと子供はできないよ? なに? お前が産んだらって。



 こっちが卵産む前に、俺がこれまでおめーらにやったご祝儀! 結婚式と出産祝いと入学祝いとその他もろもろ!!

 返せよ! お前ら! 1人あたり10万どころじゃねぇぞ!!


 「新築で家建てたよ!」と報告して来た時は、不幸の手紙送ってやろうかと悩みました。

 JCBギフト券送りましたけどね。

 もうJCBギフト券買いまくりですよ。常連客です。


 てめぇら「5万包むからよ!」じゃねぇ!!

 足りてねぇんだよ!! せめて等価交換しろや!!


 錬金術の原則守れ!! 腕と足持ってくぞ!?


 直近の若い子に言われてショックだったのは、昔の教え子に声をかけられて「今って何やってるんですか?」と聞かれたため、「ふふっ。当ててごらん?」とキモい返しをしたところ、「んー! 分かった! チンピラ!」というセリフでした。


 なにが分かったのかな? チンピラって職業じゃないよ?


 そんな私は、今日もなんとか元気です。



◆◇◆◇◆◇◆◇



 結局のところ、もう毎日しょうもない拙文をカタカタターンとやる事が習慣になっておりまして、ストックが貯まって「今日は書かんでもええか!」と思うも「やっぱ書いとこ!!」となるくらいに、もう今の生活が日常化しておりますので、私には書くしかないのです。


 そんな訳で、明日から9章をぶっこんで参ります。


 当然毎日更新しますし、何なら連載当初は3000文字行かないくらいだったのに、今では3500文字くらいの1話になっておりますが、まったく変更する予定はございません。


 ここまで付き合ってくださっている読者様のお暇潰しの役に立てれば、幸いです。


 もう何のコンテストにも参加していないので、今更なのですが、フォローや★を頂けると「ああん! まだ新規で読んでくれる人がいるぅー!!」と私がはしゃぎながらニチャァと笑いますので、気が向いた方はぜひお願いいたします。


 何か特別な事を言うだろうと思って3000文字以上もおっさんのただの呟きを読んでしまった画面の前のあなた。

 お疲れさまでした。


 特になにもありません。うふふふっ。


 新作が発売されますが、もう絶対確実に命賭けてもいいってくらいの確率で【宣伝!!】とかタイトル付けた物語と全然関係ない告知しますからね。

 つまり、本日は本当に何もなかったのです。うへへっ。


 それでは、明日以降も拙作をよろしくお願いいたします。

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